YCCM RX-8 2号機製作について
レポート/中川 和紀(東京都/読売自動車大学校)
DATA
ベース車:マツダ RX-8
完成日/製作期間:2019年11月/2年6ヶ月(現在も制作中)
ナンバー取得日:─
総費用:1,500,000円
ベース車:マツダ RX-8
完成日/製作期間:2019年11月/2年6ヶ月(現在も制作中)
ナンバー取得日:─
総費用:1,500,000円
レポート
今回RX-8 2号機の製作にあたって、基本的には1号機から部品を流用し製作しました。1号機は鉛バッテリーで製作を始めた車両なので、昨年リチウムイオンバッテリーに換装する際に、バッテリーブラケットの位置や配線の取りまわしなど、かなり無理をしてレースに参加していたので、車両変更を決めました。
1号機は、日産リーフ(ZE0)のバッテリー18モジュールを2並列でトランク内に搭載していましたが、フロントが軽くフロントの接地感がまったくなく操縦性に難があったので、フロントにもう1並列バッテリーを置くことにしました。そのため、コントローラーやバキュームポンプなどを置く場所がなくなってしまい、トランク下に移設をしたので配線やバキュームの配管などをすべて作り直しました。
1号機はボディ色をガンメタから白へオールペン(全塗装)しました。2号機もベースの車は黒でしたがレクサスRC-Fのオレンジへオールペンしました。4回塗装をする4コートになってしまい大変でしたが、綺麗な色になったと思います。
また、イベント等で同乗走行ができるように4人乗りになっています。
日常の使い方
・使用目的:1級整備学科での卒業研究。
・使用頻度:EVフェスティバルと年間数回のサーキット走行、および、イベントでの展示。
・充電器と充電方法、トラブル、充電に際しての注意点:─
自慢話
純正の制御系(CAN通信)がすべて作動しているので、電動パワステ、メーター、ABSが作動すること。パワーウインドウ等の電装系も作動すること。
失敗談
EVフェスティバル走行後にバッテリーが膨らんでしまったこと。