【一般社団法人日本EVクラブのご紹介】

一般社団法人日本EVクラブは、1994年10月に設立された「日本EVクラブ」を前身とし、2015年6月2日に新たに一般社団法人として出発した、EVを中心にエコカーの普及活動を行う市民の団体です。1998年には代表の舘内端が、エコカーの普及活動の功績によって環境大臣表彰を受けています。

自動車は、環境とエネルギーという私たちの生活の基盤に関する問題を抱えています。環境問題には、排ガスによる広域地域の大気汚染と二酸化炭素(CO2)の排出による地球温暖化という2つの問題があります。エネルギー問題は石油の枯渇という問題です。自動車は、この環境問題と石油エネルギー問題の両方を解決しなければ生き残れないでしょう。一方、電気自動車=EVは、石油に替わるエネルギーで発電された電気で充電し、排ガスもCO2の排出せずに走行が可能です。石油で走るエンジン自動車からEVへのシフトは、上記の2つの課題を同時に解決可能です。

環境・エネルギー問題は、自動車文明と呼ばれる現在を生きる私たちの問題です。したがって、自分のためにも、まだ見ぬ世代のためにも、私たちは力を合わせて問題を解決しなければなりません。そのために一般社団法人日本EVクラブでは、EVの普及を市民の力を結集して推進しています。

ご入会されると、スタッフや会員といっしょに地球を温暖化から救い、石油の枯渇を先延ばしできます。日本EVクラブは地球救命隊であり、会員は救命隊員になれるということです。ぜひ、ご入会いただき、いっしょに地球を危機から救いましょう。

【活動内容】

EVを中心としたエコカーの普及推進のために、さまざまな活動を行っています。
それらは、(1)教育 (2)啓発 (3)イベントの開催 (4)新しいEVの開発
(5)EVの可能性へのチャレンジ (6)会員への支援、です。

具体的には、
(1)教育:中学生次世代車教室
(2)啓発:最新EV・プラグインハイブリッド車 試乗&セミナー、EV一番塾、ホームページの開設、各種講演会
(3)イベントの開催:日本EVフェスティバル、ジャパンEVラリー
(4)新しいEVの開発:EV-Aクラス、EVミゼットⅡ、EVミラ、EVフォーミュラカー、ERK(Electric Racing Kart)、リバーストライクE3
(5)EVの可能性へのチャレンジ:EV-Aクラスによる日本一周充電の旅、EVミラによる東京~大阪途中無充電の旅(ギネス)認定、一充電1000.3kmチャレンジ(ギネス認定)、EVスーパーセブンによる日本一周急速充電の旅
(6)会員への支援:改造EV製作支援、各種情報の伝達と交換、相談会の開催、ERKレース開催支援、年会報の発行、ホームページの開設、支部開設の支援、懇親会の開催

その他、経済産業省、(一社)次世代自動車振興センターなどの官公庁、鳥取県、三重県など地方自治体、企業の依頼により、イベント等を行っています。
<自治体/企業等とのコラボレーションのご紹介>

<入会案内>
<代表プロフィール>
<組織構成>
<沿革>

(一社)日本EVクラブ(第二期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第三期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第四期)決算報告書(PDF)

(一社)日本EVクラブ(第五期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第六期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第七期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第八期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第九期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第十期)決算報告書(PDF)

【日本EVクラブ活動例】

●日本EVフェスティバル
第1回は1995年にたった5台の改造EVと、6台のERKで開催しました。それからしばらく日本自動車研究所のオーバルコースで開催してきましたが、2002年から筑波サーキットで開催しています。会員製作の改造EVとERKがデッドヒートを繰り広げる一方で、自動車メーカー製のEVとプラグインハイブリッド車の試乗会が開催されます。日本で唯一、世界でも例を見ない電気自動車の祭典です。

●ジャパンEVラリー白馬
2014年から白馬村で開かれるようになりました。市販EV、プラグインハイブリッド車が全国各地から白馬村をめざして集まります。一番遠くから来た人は、岡山からでした。もちろん、途中で充電をしなければなりません。でも、ちゃんと白馬村まで来られるほどに充電インフラは整っていること、EVでも遠出が可能で、ドライブはとても楽しいことを参加者自ら証明します。ゴールした参加者には「EV普及アンバサダー」の称号が授与されます。

●会報の発行
年1回発行する会報には、編集部員たちの座談会やその時々の話題を追う特集記事の他に、会員の作った改造EVのデータと写真が掲載されています。EV情報満載の冊子です。

●最新EV&プラグインハイブリッド車 試乗&セミナー
EVに関心があるが、まだ乗ってないという人、もっと詳しくEVのことが知りたい人、購入したいので乗り比べてみたい人たちなどに好適な塾です。午前中にはEVの基礎的知識を学ぶセミナーがあり、午後は最新のEVとプラグインハイブリッド車の試乗会。試乗の待ち時間に開かれる、どんなことにも答えるQ&Aが好評です。

●EV一番塾
専門的なEVの講習会です。最新のEVの情報に加えて、なかなか聞けないEVの基礎講座、マニア垂涎のお宝情報など、EVを深く知りたい人やEVマニアのための講座です。

●中学生次世代車教室
世田谷区と日本EVクラブのコラボレーションで開催される世田谷の中学生が対象の教室です。10年の間に、EVフォーミュラカーの「サイド・バイ・サイド」、プラグインハイブリッドの「ハイブリッド・バギー」など、実際に走るEVやハイブリッド車を製作してきました。

●世界初のEV耐久レース EVミゼットⅡ 4時間耐久レース

筑波サーキットに併設されたオートレース選手養成所のオーバルコースで、2000年に開催しました。EVに改造されたミゼットⅡ6台が、バッテリーを交換しつつ、4時間走りました。場内放送もサイレント化され、全員に渡されたFMラジオで聞きました。

●2001年日本一周充電の旅
メルセデスのAクラスをEVに改造し、2001年に約半年間かけて1万2000kmを走り、日本を一周しました。充電は充電サポーターのご自宅や事務所、工場でコンセントをお借りして行いました。EVの最長走行距離を樹立し、「充電インフラが整っていないからEVは普及しない」とは風説であることを立証しました。

●東京~大阪途中無充電の旅
ダイハツ・ミラをEVに改造し、途中で充電せずに東京日本橋から大阪日本橋まで555.6kmを走り、EVの一充電航続距離の世界記録を達成し、ギネスに認定されました。「EVは航続距離が短いから普及しない」とは風説であり過去のものであることを立証しました。2009年。

●一充電航続距離1000.3km 世界記録を達成

EVミラでテストコースを周回し、1000.3km走って、一充電の航続距離世界記録を達成し、ギネスに認定されました。2010年。

●手作りEV教室
エンジン車からエンジン等の部品を外し、モーターやバッテリーを搭載するとEVになります。これをEVへのコンバート、コンバージョンと呼びます。車検に合格すればナンバーが取れます。日本EVクラブではコンバート教室を開催し、改造のノウ・ハウを講習しました。その結果、日本EVクラブの会員の手で300台近いコンバートEVが誕生しました。最初のコンバートEVはレースカーのFJ1600をコンバートした電友1号でした。この電気フォーミュラカーが日本EVクラブ設立のきっかけとなりました。その後に日本EVクラブでは、EVミゼットⅡ、EV・Aクラス、EVミラ、EVスーパーセブンを製作しました。

●EVスーパーセブン急速充電の旅
急速充電器は現在、7000基以上あります。すでに十分な数ですが、まだ「急速充電のインフラが整備されていないからEVは普及しない」という人たちがいます。そこで十分に急速充電インフラは整っていることを立証すべく、急速充電だけで充電して日本を一周しました。旅をしたのは日本EVクラブの会員である東北自動車と共同で製作したEVスーパーセブンです。航続距離はたった120kmですが、162箇所で充電しただけで一周ができました。2013年開催。

●クラブで製作したレーシングEV
日本EVクラブ創設のきっかけとなった電友1号(写真)、最高時速212kmを記録したX-01、入門EVフォーミュラカーの小電友、筑波コース2000のEVコースレコード・ホルダーのZEK-03などがある。

 

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<組織構成>
<沿革>

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(一社)日本EVクラブ(第三期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第四期)決算報告書(PDF)

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(一社)日本EVクラブ(第六期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第七期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第八期)決算報告書(PDF)
(一社)日本EVクラブ(第九期)決算報告書(PDF)

(一社)日本EVクラブ(第十期)決算報告書(PDF)

日本EVクラブ所在地

一般社団法人日本EVクラブ 事務局
住所: 〒156-0043東京都世田谷区松原1-20-21-A
TEL: 03-5376-8446
FAX: 03-5376-5310
MAIL: info2@jevc.gr.jp