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記事No | : 116 |
タイトル | : Re: ブラシレスモーターでは |
投稿日 | : 2006/08/21(Mon) 01:02:20 |
投稿者 | : naganuma@EV神奈川 |
参照先 | : http://www.geocities.jp/ev_kanagawa/ |
一口に回生電力といっても、車、道路状況、ドライバーなどによって、
そのパターンは全然違います。
鉄道のように巨大な容量を持
つ電力ネットワークに返せれば簡単ですが、個々の自動車の限られたシ
ステム内でピーク電力を吸収するのは結構難しいことになると思います
。
回生充電を重視してブレーキングの短い時間に発生したピ
ーク電力をバッテリーに負担をかけないようにキャパシタにピーク電力
を吸収させるのか、出力のピーク電力を補うものにするのかでも変わり
ます。
さらにそのシステムを搭載した自動車全体としての性
能やコストを考えないと性能向上じゃなくて、性能低下を引き落とすこ
とも十分考えられます。
バッテリーが吸収できない余剰電力
を、単純にピークカットして熱として捨てる方がはるかに簡単で車全体
としての性能は良くなるかもしれません。
車の基
本的な走行パターンを割り出して、それにあったシステムを作り、さら
に実用試験を繰り返して、再度システムを見直す、、、といったことを
しなくてはいけませんが、自動車メーカーレベルでも実際は難しい問題
だったりします。
トヨタのプリウスはそこらへんの所をきち
んとおさえて、ブラックボックス化しているので他のメーカーが勝てな
い、ということみたいです。
ものすごく限定して
自分はこういう走り方をするから、もしくは回生充電の研究をしたいか
ら付けるのか、このシステムでいいという割り切りした上でやるしかな
いでしょうね。
自動車の要求性能を最終的に決め
るのはドライバーの責任じゃないでしょうか?
自分に必要の
無い性能を過剰に求めたら、EVだろうが何だろうが、程度の差はあれ
今のエンジン車と同じ道を歩むことになります。