タイトル | : ダイハツが新燃料電池の基礎技術を開発 |
記事No | : 329 |
投稿日 | : 2007/09/18(Tue) 12:54:25 |
投稿者 | : ハイゼット@山梨 |
ダイハツ、CO2を排出しない燃料電池の基礎技術を開発 9月17日8時33分配信 日刊工業新聞
ダイハツ工業は、二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池の新たな基礎技術を開発した。燃料に脱酸素剤などに使う水加ヒドラジンを採用、電極に白金をまったく使わない。水素燃料電池に匹敵する高出力を確保したうえで省資源・低コストが実現できる。早期の実用化は難しいが、燃料電池車実現のための一つの選択肢として、開発を進めていく。
新技術はアルカリ性電解質膜を使用するため、耐食性を必要としない。電極などの構成部品に白金に比べて価格が100分の1―1000分の1と安価なコバルト、ニッケル系金属などを使用できる。
従来、水素燃料電池の電解質膜は酸性が強い。このため接触する電極には、耐食性に優れた白金しか使えなかった。軽乗用車サイズでも100グラム以上と大量に使用する。白金は希少資源で高価なため、燃料電池車製作の課題となっていた。
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