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記事No | : 1225 |
タイトル | : Re^3: 発電して充電できないのでしょうか? |
投稿日 | : 2010/04/27(Tue) 16:22:02 |
投稿者 | : ootahara |
参照先 | : http://picasaweb.google.co.jp/denkistand |
>やはりエンジンに直付のオルタネーターは効率いいんですね。
車体に取り付けた風車を回すには車体を動かす動力が必要ですが、この動力はガソリンやディーゼルオイルで動くエンジンです。
ですので、車体重量の増加となる風車を付けるより、エンジン直結のオルタネータの方がマシなのです。
(オルタネータは最善では無いのにご注意ください。ガソリンを燃やした熱量からみたエンジンの効率は10%程度、火力発電所の効率は50%です。これが電気自動車のランニングコストが優れる理由の一つです。夜間電力は核のゴミ処理費用を無視すれば火力よりもっと安い電子力です。)
スーパーカブの50ccのエンジンのような小エンジンを搭載したとしても、その動力源は同じくガソリンやディーゼルエンジン。よって、走行距離を伸ばすには、燃費を劇的に良くするか、燃料タンクを大きくするしか無いと思います。
車載用エンジンの効率は限界に達しており、これ以上の劇的な改善は望めないのかなー、と思っております。
余談ですが、チカラとワザの風車を回した時のエネルギーについて、柳田理科雄氏の空想科学読本とかいう書籍でカガク的に検証されていたと思います。読み物としても面白かったので書店で見かけたら、ぜひ手にとって見てみてください。
車体に乗せた太陽電池での走行は、ソーラーカーのレース車両を見ていただけると端的だと思っているのですが、屋根、ボンネットに目一杯、研究開発レベルの現時点での最高効率の太陽電池をしきつめても
自転車みたいな細い車輪で空力を追求したひとり乗りの車両が精一杯です。
太陽電池のエネルギー効率が現状ではたいした事は無いのかなー、と思っています。
ちなみに、1馬力=0.75kWと前提して、サーキットの狼のロータスヨーロッパや
普通の4人乗りのカローラとかサニーとかのクラスのセダンの出力は約100馬力=75kWです。
モーターの損失がゼロとしても、電圧100ボルトで電流750アンペア(ほんまかいな?)くらい必要です。
家庭用のエアコンや電子レンジや電気式お好み焼き器なんかが1kWです。
発電装置でこれだけのモノを車載するのは、なかなかかと思います。加えてバッテリーも搭載。
するとボディーはさらに骨太に。となるとまたまたモーターのパワーアップ・・・きりが有りません。
据え置き型の発電機の場合ですと、
風力発電なら直径6mのを10基、1基で済ませるなら直径30mで500万円、太陽光発電なら100坪やはり500万円くらいでしょうか。この程度は必要かなー、と思います。さらに300万円の充電施設とセットで。
価格の参考ですが、100Wの街路灯の風力発電と太陽光のハイブリッドタイプで100万円くらいだったと思います。