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記事No | : 718 |
タイトル | : Re: EV慎重論(2) |
投稿日 | : 2009/02/08(Sun) 17:19:11 |
投稿者 | : 七篠権兵衛 |
ゆえに「車のことだけ考えていたら」、普及のハードルは高くつくといえます。
車のことだけ考えて、つまり車両の改良で短い補給時間を達成したい場合、
バッテリ容量を引き上げることはできません。
恐らく今よりなお軽量のバッテリー、あるいは今よりもっと軽い車体
さもなくば今よりさらに効率のよい駆動回路をもって、
「容量あたりの走行距離を伸ばす」ことが要求されるでしょう。
それは今までどおり何十年もかかる技術革新をまた待ち続けることにほかなりません。
加えていうならば、いかな技術革新があれど運びたい人や物の重量まで減らすわけにはいかないので
結局、車のことだけ考えて普及を願うのは難しいと思います。
よってEVは車両メーカーだけでなく、電力会社まで協力を仰いで初めて普及するとおもうのです。
たとえばコンセントを200V30Aにまでひきあげれば1時間で最大6kWhの補給ができます。
二時間で12kWh、50Km走行分どころかフル充電も可能です。
(対応するコンセントにはNEMA L6-30などがあります)
オール電化や家庭用燃料電池をうたう中にこうした「大電力コンセント」や
「直流取り出しコンセント」をオプションで用意するなどのフォローがあればこそ、
補給の手間ヒマもふくめて本当の意味でEVがつかえる車になると私は思います。
以上、新参の身分で長文+連投となりましたが、なにとぞご容赦いただければ幸いです。