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記事No | : 902 |
タイトル | : ootahara様 |
投稿日 | : 2009/10/08(Thu) 21:50:27 |
投稿者 | : 宮崎 信次 < > |
1)300km/hが実走行での加速性能安全性を保証するため必要との御主張と理解しました。ごく単純化すれば最高時速はモータの出力トルクに比例しますから、仮に御主張が正しいとすると、ガソリン・ディーゼルエンジン者にEVが取って代わるためには全EVが300km/hの駆動能力のあるモータを搭載することが必要となり、近い将来ではどんなに量産効果を見込んでも1台数百万円とならざるを得ません。一般庶民が家庭用に使用する自動車にそんな投資をできろとは到底考えられません。EVを無理なく普及させるためには国からの補助金約100万円を考慮して、実質懐からの出費を最大でも2-300万円にしなければならないと考えます。ご回答をお願いします。
2)リチウムの資源枯渇に対する対策として、燃料電池を云々するのは全くナンセンスです。数年前「酸素社会」を喧伝していた自動車業界・マスコミが全く黙り込んでいるのは、燃料電池に不可欠な白金触媒が価格の上でも総資源量の上でも全EV車の燃料源をまかなうには圧倒的に不足しており、当初期待された代替触媒の開発のめどが全くないからです。EVについては素人の私ですら基本的にはネットから得られる情報だけでこれだけのことが言えるのですから、専門家としてEVをご研究ならこの程度の基礎知識はしっかり持っていて頂きたいと思います。
3)蛇足ながら、「先生ではありませんが」ではなく、日本のEV車推進の旗振り役である、舘内端、石谷久、清水典之、姉川尚史様から各々ご見解を直接受けたまりりたく存じます。
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