2023松本支部レポート
ここのところ活動らしい活動がない松本支部です。早いもので1995年に設立された松本支部も来年で30周年を迎えます。30そこそこで始めた私も今年、還暦を迎えました。個人レポートに書いた通り、健康面でいろいろあった今日この頃ですが、人間も地球環境も健康第一というところでしょうか。
EVが市販されてからはどうにも活動のアイデアが出ない松本支部です。電気安全が専門の私の立場では、リチウムイオン電池は素人が遊べる素材ではないと考えています。いろいろ気付きがあることは確かですが、いまさら鉛電池でコンバートしても‥‥。
ずいぶん前のレポートに書きましたが、どんなに環境に配慮している自動車でも、大量に使われると必ず問題を起こします。これまでの戦争は石油資源の争奪で起きていましたが、EVが普及し始めるとレアアースの争奪戦になっています。急速充電は便利ですが、あの大電流を出す電力はどうするのでしょうね。排気量ベースで課税している自動車税が激減すると、今度は炭素税か重量税に統一するのでしょうか。まあ、昔はホイールベースにも課税していたのですから、なにか考えるでしょう。
考えるだけならタダなのでいろいろ妄想しています。それにしても、EVクラブに入ったころからEVの時代が来ると言われ続けて30年。それでも、実用になるEVが長野県の田舎道にまで走っているのですから、遅々として進んでいないようでも少しは進歩しているようです。
どうもやることがない松本支部ですが、私たちがやることがないというのもEVが勝手に普及し始めた証ととらえて、安心してもよいのかもしれません(言い訳してます)。
とりあえず来年の30周年までは続けようと思いますので、よろしくお願いします。
新緑の季節の松本にて
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