ERK「WE AER K(Woods Engineering Advanced Electric Racing  Kart)」の製作記

1994年にEVクラブに入会。「手作りEV教室 第2期 」参加。
それから電気自動車(コンバートEV)も作ってきたが、なにぶん「鉛電池」の限界に悩まされてきた。ERKも然りではあるが、ナンバー取得の呪縛がないぶん、電気自動車の独自性を主張できると考えていた。1997年のEVフェスティバルから、ERKを自動車整備専門学校のクラブ活動の一部門として製作を続けてきた。
専門学校退職を機に、自分仕様のERKを作ることを思い立った。
今までの経験をもとに、できるだけ誰でも手に入る部品で一人でも作れる作業工程で作った。

<車両データの詳細>
車両データ_森 修一

できるだけ硬いフレームが良いので、「ミッションカート」で探していただきました。

ミッションカート用なので、フロントブレーキ付き

リヤシャフトはΦ50のハード。

フロントブレーキ。

アルミフレームやチャンネル材、配電用のフレーム、コーナーガードなど、ほとんどのパーツは「モノタロウ」で入手。

モーター、コントローラーは、中国製QS Motorとインバーター。

サイドボックスはモーターとインバーター冷却のための導風のため設置。

ERK Cup Japan 2023最終戦にとりあえず走れる状態に。

シェイクダウンを引き受けてくれた「Team Z-Kart」の皆さん。レース結果は「クラス優勝」でした!

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