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ダイハツフェローバン改造電気自動車 岡部匡伸/横内照治 ダイハツ・フェロー・バンL37V '68年式 DCブラシモータ 日本電装TYPEML 定格出力14KW 鉛バッテリ 12V×8個 96V |
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日本EVクラブ松本支部2台目のベース車にはダイハツ・フェロー・バンを選びました。 フェロー・バンのEVは68年から70年にかけて7台試作され、関西電力などでテストされたことがあります。今回はこれの復元を試みました。 車を持ってきたのが5月の連休。車は、激しい腐りはないものの床などに穴があき、ヘッドライトと片方のテールレンズは割れ、ボルトは緩めるそばから折れ、ブレーキはすべてだめ。フロントサスのブッシュもぼろぼろという状態でした。EVフェスティバル参加までの3ヶ月間の休日だけで、フルレストアとEVへの改造を完成させるという無理難題を前に裏技を使うことにしました。友人の同型の極上車からパーツを借りることにしたのです。バッテリーを載せることで極端に重くなるため、リヤサスはゴルフカートの強化サスを移植して足回りは完成しました。また、短期間で仕上げるために5〜6人の仲間がそれぞれ得意分野を生かして分担して作業しました。 レストア、および改造作業のやり直しのため、今はバラバラになっています。 EVというと未来の車というイメージがありますが、歴史が長く、立派に旧車の範疇に入ります。 フェローEV、および長岡さんのフロンテクーペEVがクラシック・カーのイベントに参加する事で旧車とEVという方向の違う車趣味の接点ができたのではないかと思います。 シンプルな旧車はEVのベースに向いています。エンジンの壊れた旧車、NOX規制に引っ掛かる商用車をお持ちの方は、「EVへのコンバート」を検討してみてはいかがでしょうか。 |
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