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	エレクトリック　ミニカ 水原　勝 三菱　ミニカバン ''89年式・660・MT DCブラシモータ(L91-4003)　43HP 鉛バッテリ　120V　12V×10個
	コンバートのきっかけは、ふと目にした本でEVに興味がわき、(｢近未来EV戦略｣、｢800馬力のエコロジー｣、｢電気自動車のすべて｣････)その後、日本EVクラブへ入会、総会で知り合った五十棲さん訪問、コンバートへと進んだ。 　製作する前は、雑誌で紹介されている様なハイテクモーターやバッテリーに夢を託していたが、コンバートを始めて驚いたことは、ハイテク部品はおろか、普通の部品も日本では入手困難であったこと、特にバッテリーと充電器に良いものが見つからなかったのは、当初絶望的な気持ちであった。 モーターと変速機の結合はクラッチ、フライホイールを廃し、直結とした。結合アダプタとしては、クラッチ板ユニットを分解して使用した。 改造前の車が大変汚れていたので、磨き上げ、廉価版商用車のため安物の塩ビシートの内装を布に張り替え、コンバート以外にも手をかけたので、あきれる程時間がかかった。しかし、いままでにない面白い体験が出来、新車並(?)の車が出来たと満足しています。 　ほぼ毎日 　人並み以上の気合い、熱意が必要でしたが、コンバートを通じて色々なものが身に付き、多くの人々と知り合えたのも収穫でした。EVはその気になればアマチュアでもおもしろい世界が開けるような感じがします。 ドライブ中は周りの車の流れを乱さないような走りを心がけていますが、知らず知らずのうちにも電流計と電圧計の動きをチェックしつつ、少ない電力でより遠くまで走れるような工夫をしている自分に苦笑します。電力搭載量が少ない、EV軽自動車には少しの電力も貴重です。しかし無理をして頑張っているのではなく、ゲーム感覚で走行しているので案外楽しい時間です。 　セミローカルチャージャーで丁寧に充電、大切に乗っています。 ナンバー取得'98年11月