こんばんわ
今日は、すでに24日です。ということで、昨日の感想です。きのうがんばったの
で、もう眠くなっています。0時30分です。でも、感じたことがありますので、少し
レポートしましょう。
EVというと、すぐに1充電の航続距離を質問されます。という私も、いつも気にな
ります。果たして、何kmの航続距離が必要で、適正なのでしょう。
EVと付き合って15年近くなりますが、よく分かりません。
ただ、肌身で「もっと長いといいのに........」と思ったことがあります。それ
は、EVレースのときです。
EVはとても楽しい乗り物です。しかも、私たち日本EVクラブが作るレース用EVはと
ても速く、気持ちが良いのです。それで、もっと長く乗れないものかと、いつも思っ
てきました。ただし、鉛電池の頃のことです。
ひとつの回答というか、ヒントは当時、筑波大学の学生だった某君が私に運んでく
れました。「EVだと練習ができない」と彼はいったのです。レース育ちの私は、たい
ていのことは分かっていますので、EVでもある程度はすぐにタイムを出せます。しか
し、モースポーツ入門生の彼は、EVのレースカーに乗る前に、学ばなければならない
ことが山のようにあったのです。ということで、彼はエンジンカートで練習を始めま
した。
そんな彼を見ていて、「そういえば、エンジンカートでは、腕が上がって、乗れな
くなるまで練習したっけ」という昔のことを思い出しました。そんなことを考えてい
るうちに、「そうだ。人間の肉体の限界が、EVのレースカーの航続距離だ」と思った
のです。人間の肉体の限界以上の航続距離があれば、クタクタになれます。EVの楽し
さをいやというほど楽しめます。そして、「もっと乗っていいよ」といわれても、
「かんべんしてください」と、いうことになります。つまり、楽しさを十分に味わえ
る満腹感が必要なのです。ただし、「足るを知る」ことができない人間たちの話です
が。
ふりかえって、エンジン車は、たいていがガソリンがなくなる前に、運転に疲れて
しまいます。つまり、十分な満腹感を味わえるのです。満腹感は人によって違います
が、一休みしたくなるのは、2時間がよいところではないでしょうか。高速道路で
は、150kmから200kmでしょうか。一般道では、50kmから遠くて100kmだと思います。
ということで、きのうはエンジンの伴走者に乗ってEVを追いかけてみました。一般
道で、走る、走る。とにかくEVはたっぷり走ります。エンジン車の私がちょっと休み
たくなるまで、前をいくEVは走りました。降りてからドライバーの顔を見ると、彼ら
はプロですので疲れた様子はありませんでしたが、「もっと乗りたいのに........止
まるんだから」という顔はしていませんでした。そして、満足した顔をしていること
は確かでした。
その距離は、何kmという数字では表せません。道路の状況にも、その日の自分のコ
ンディションにも、乗るEVの特性にもよります。私たちは、数字で表せないものを、
無理に数字に置き換えようとしているのではないでしょうか。それは、何でも数字で
現さないと気がすまなくなっているからです。それは、生まれたときからずっと、親
から、あるいは学校で、職場で叩き込まれてしまった習慣でもあるのです。数字が書
いてないと、理解できない頭と体の構造になってしまったのでしょう。
ところで、あなたの愛はおいくらでしょうか。あなたの悲しみは何mですか。あな
たの喜びは何グラムですか。きっとEVの航続距離は、1愛、2喜、3悲とかで測るのが
よろしいようです。
きょうのレポートは、少しむずかしかったかもしれません。明日は、もっとむずか
しくしましょう。世界の愛のために。
あなたに善き朝が訪れますように。おやすみなさい。
今日は、すでに24日です。ということで、昨日の感想です。きのうがんばったの
で、もう眠くなっています。0時30分です。でも、感じたことがありますので、少し
レポートしましょう。
EVというと、すぐに1充電の航続距離を質問されます。という私も、いつも気にな
ります。果たして、何kmの航続距離が必要で、適正なのでしょう。
EVと付き合って15年近くなりますが、よく分かりません。
ただ、肌身で「もっと長いといいのに........」と思ったことがあります。それ
は、EVレースのときです。
EVはとても楽しい乗り物です。しかも、私たち日本EVクラブが作るレース用EVはと
ても速く、気持ちが良いのです。それで、もっと長く乗れないものかと、いつも思っ
てきました。ただし、鉛電池の頃のことです。
ひとつの回答というか、ヒントは当時、筑波大学の学生だった某君が私に運んでく
れました。「EVだと練習ができない」と彼はいったのです。レース育ちの私は、たい
ていのことは分かっていますので、EVでもある程度はすぐにタイムを出せます。しか
し、モースポーツ入門生の彼は、EVのレースカーに乗る前に、学ばなければならない
ことが山のようにあったのです。ということで、彼はエンジンカートで練習を始めま
した。
そんな彼を見ていて、「そういえば、エンジンカートでは、腕が上がって、乗れな
くなるまで練習したっけ」という昔のことを思い出しました。そんなことを考えてい
るうちに、「そうだ。人間の肉体の限界が、EVのレースカーの航続距離だ」と思った
のです。人間の肉体の限界以上の航続距離があれば、クタクタになれます。EVの楽し
さをいやというほど楽しめます。そして、「もっと乗っていいよ」といわれても、
「かんべんしてください」と、いうことになります。つまり、楽しさを十分に味わえ
る満腹感が必要なのです。ただし、「足るを知る」ことができない人間たちの話です
が。
ふりかえって、エンジン車は、たいていがガソリンがなくなる前に、運転に疲れて
しまいます。つまり、十分な満腹感を味わえるのです。満腹感は人によって違います
が、一休みしたくなるのは、2時間がよいところではないでしょうか。高速道路で
は、150kmから200kmでしょうか。一般道では、50kmから遠くて100kmだと思います。
ということで、きのうはエンジンの伴走者に乗ってEVを追いかけてみました。一般
道で、走る、走る。とにかくEVはたっぷり走ります。エンジン車の私がちょっと休み
たくなるまで、前をいくEVは走りました。降りてからドライバーの顔を見ると、彼ら
はプロですので疲れた様子はありませんでしたが、「もっと乗りたいのに........止
まるんだから」という顔はしていませんでした。そして、満足した顔をしていること
は確かでした。
その距離は、何kmという数字では表せません。道路の状況にも、その日の自分のコ
ンディションにも、乗るEVの特性にもよります。私たちは、数字で表せないものを、
無理に数字に置き換えようとしているのではないでしょうか。それは、何でも数字で
現さないと気がすまなくなっているからです。それは、生まれたときからずっと、親
から、あるいは学校で、職場で叩き込まれてしまった習慣でもあるのです。数字が書
いてないと、理解できない頭と体の構造になってしまったのでしょう。
ところで、あなたの愛はおいくらでしょうか。あなたの悲しみは何mですか。あな
たの喜びは何グラムですか。きっとEVの航続距離は、1愛、2喜、3悲とかで測るのが
よろしいようです。
きょうのレポートは、少しむずかしかったかもしれません。明日は、もっとむずか
しくしましょう。世界の愛のために。
あなたに善き朝が訪れますように。おやすみなさい。