洞爺湖キャラバンDailyレポート 木野 龍逸

プロフィール

木野 龍逸

フリーランスのライター兼カメラマン
海外生活での経験から環境問題に興味を持ち、主にクルマの環境問題、次世代車、エネルギー問題、経済と環境の関係等について、国内外、辺境地等での取材を手がける。一般紙、自動車専門誌等を中心に活動中。日本EVクラブ会員。

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日別

CO2削減EV洞爺湖キャラバンは、いよいよ最後の目的地、北海道庁に到着した。ここで、これまでに集めたCO2削減お願い短冊付きの笹を、高橋はるみ北海道知事に手渡すのが、旅の目的のひとつだった。 セレモニーは予定通り、午前10時にスタート。赤煉瓦庁舎(旧本庁舎)の横を抜けて、2台のEV、iMiEVとR1eがスルスルと走ってき、セレモニー会場に到着した。 残念ながら高橋知事は、直前になって議会が入って

2008年06月25日 17:17

午後2時過ぎ。 洞爺湖町役場に着いたあ! 洞爺湖町副町長はじめ、役場の方々に出迎えられてキャラバン隊のR1eとiMiEVは、快晴の洞爺湖町役場に着いた。遅くなりましたが、本日最後のリポートです。 出迎えていただいた吉田茂副町長のお話では、昨日まではキリがかかっていたそうで、こんなに晴れたのは久しぶりだそうだ。町は洞爺湖サミットで忙しい中だが、お天気もいいし、大勢に出迎えられたドライバーも、日本E

予定より少し遅い午前10時半前にイオンを出発した洞爺湖キャラバン隊ご一行様は、海沿いに走る国道36号線をひた走る。といっても2台一緒ではなく、いつの間にか、斎藤さんが運転するR1eが先に出発していて、津々見さん運転のiMiEVより数キロ先行していることが判明。レポーター・ボクの乗るサポートカーはiMiEVに張り付いていたので、完全に出遅れてしまった。 仕方がないので、しばらくはiMiEVに伴走し

朝の9時にイオン苫小牧ショッピングセンターに到着したキャラバン隊ご一行様は、10時からのイベント準備を開始。バタバタと説明用パネルを出したり、クルマを並べたり、忙しい1日が始まった。 イベントでは、イオン側からCO2削減お願い短冊鈴なり笹をいただいたほか、ドライバーへの花束贈呈もありという歓迎を受けた。いつもながら、イオ ンさんの関心の高さに感心する(シャレではない)。 イオン苫小牧SCの大倉祥伸

深夜1時半。予定通りにフェリー「ベニリア」は苫小牧港に入港。心配してた揺れもそれほどではなく(若干名、瀕死はいたものの)落伍者を出すことなく、全員が無事に北海道に上陸した。   港から、iMiEVは港からホテルに直行。R1eは翌朝のイベントをするイオン苫小牧ショッピングセンターに行き、そこで各々、100Vで充電をする。 なにしろイオンの後は、室蘭までの60km走行が待っているし、前日は八戸ま

2008年06月24日 17:46

洞爺湖キャラバン隊ご一行様は、15時半過ぎにイエローハットを出た後、無事に八戸港に到着。17時半出港の苫小牧行きのシルバーフェリー「ベニリア」に乗船した。 iMiEVとR1eは、フネの中での補充電もなく、クルマの船室で鎮座ましましている。そしてレポーター・ボクを含めた全員は一等船室で疲れを癒す、ことができるかどうかはわからなくなってきた。 なんと低気圧の影響で、出航前に「海が荒れているので船酔い

キャラバン隊ご一行様はさらに進んで八戸に近づく。と、近づくにつれてアップダウンがきつくなってくる。とはいえ、基本は下りのはずなので不安は少ないが、でもR1eはどうなってるんだろう。 岩手スバル二戸店を出てすぐ、キャラバン隊ご一行様は、R1eとiMiEVが泣き別れになり、ご二行様になってしまった。レポーター・ボクの乗ったサポートカーはiMiEVの後ろを金魚のフンのようにくっついて行く。バラけてしま

午前11時過ぎ。R1eとiMiEVが霧雨の中を快調に走る。八幡平市から二戸市まで、距離は約60km。基本的にはいったん登ってから下る、山道が続く。 出発してからすぐ、R1eとiMiEVが別のルートをとった。別に競争してるわけでもないんだけども、なんとなく離ればなれになった。レポーター・ボクの乗ったサポートカーは、姿の見えたiMiEVを追っかけた。iMiEVのドライバーは斎藤さんだ。 ここからしばら

2008年06月24日 12:01

キャラバン隊ご一行様は10時過ぎに、八幡平市にある東日本三菱自動車販売にしね店に到着。実は、リポーター・ボクが到着した時にはすでに試乗会が終わっていて、様子がよくわからなかったのだが(県庁出発が遅れてしまった)、なんでも、定休日だったのに20人くらいの従業員の方が集まったそうな。 で、試乗会がすでに終わっているのでEVの感想を聞いたらば、「これに乗っちゃうと、ガソリン車に戻れませんねえ」と、数多

今日の予報は雨の確率70%で、しかも大雨注意報など出ている。でも午前中の盛岡市内は、冷たい風が強いものの、薄日が差すこともあって、またしても洞爺湖キャラバン隊の威力を見せつけた。このイベントでは、ずっと雨から逃げているのだ。 ということで、朝8時にホテルを出たキャラバン隊は本日最初の目的地、岩手県庁へ向かう。今日からドライバーがチェンジし、モータージャーナリストの津々見友彦さん、斎藤慎輔さん、自動

空から時々細かい雨。でもって冷たい風が吹いてきて、いきなり寒くなってきた夕方6時過ぎの盛岡。すでに暗くなってきたが、待ちかまえていたイエローハット盛岡南店の店長さんはじめ、従業員の方々にCO2削減宣言の短冊付き笹をいただき、記念撮影。たまたま来店したお客さんが、興味深そうに眺めている。一緒に写真に入ろうよと誘うが、恥ずかしそうに遠慮されてしまった。確かに、いきなり写真に入ろうっていわれても断るよ

ジャスコ江釣子店を出発したキャラバン隊ご一行様は、次の目的地がi MiEVは盛岡三菱自動車盛岡津志田店、R1eは岩手スバル盛岡都南店と別々になるので、出発からすぐに別行動になった。レポーター・ボクはスバルのR1eに同行して、50kmほど北にある岩手スバル盛岡都南店へ行くことにする。 またまた国道4号線を走り続け、しばらくいくと、R1eが突然左にウインカーを出してローソンに入っていった。なんだべ、ト

きれいに整備された道路と、それに沿って立ち並ぶ大型のショッピングセンター。ときどきファーストフード、そして街に近づくと、けっこうたくさんの自動車ディーラーと。 とくに目立つのが、今回のキャラバンでもお世話になっているイオングループのお店で、このほかに三菱自動車、スバルの販売店などを含め、もし各店に、急速でなくてもいいのでEVを充電できる充電器があると、けっこう長い距離を走れるなあと思う。少なくと

WEBをお楽しみの皆様、おまたせしました。本日第2弾の更新です。大崎市の東北三菱自動車古川店、宮城スバル古川店をそれぞれ出発したキャラバン隊は4号線を北上し、次の目的地、一関市を目指して突っ走っていく。これが、ほんとに突っ走るという表現がピッタリくるような快走で、大型トラックの多い4号線を負けじと走っている。 この区間と次の一関市~北上市間は、リポーター・ボクを乗せたサポートカーは、ちょっとずつ

2008年06月23日 11:19

今日は朝イチで宮城県庁を訪問。日本EVクラブの舘内代表が、宮城県の村井知事にキャラバンの報告をするとともに、地震被害に対して義援金を手渡した。それに対し村井知事からは、CO2削減の願いを込めた短冊がかかった笹が送られた。一連の式の後は、いつものように試乗会。県庁職員の方々がEVを体験し、静かさや走行性能に目を輝かせていた。そんな職員の方のおひとりに話を聞くと、EVについてとてもよくご存じのようだっ

そのハプニングとは・・・。 17時過ぎにイエローハットを出たキャラバン隊ご一行様。次の大崎市までは、R1eが雑誌の撮影のためにi MiEVと別行動となった。自動的にサポートカーはR1eに追従する。 今回のキャラバンでは、R1eのアシ(航続距離のことで、ドライバーのことではない)が短いため、サポートカーはR1eについて行くことになっている。なので、リポーター・ボクも自動的にR1eを追っかけることに。

キャラバン隊は16時にイエローハット富谷店に到着。お店のレジカウンター横に笹を置いて短冊を募集していただいたおかげで、CO2削減短冊がけっこう集まっている。舘内代表、イエローハットの奥角店長の挨拶に続けて、ドライバーに短冊が鈴なりになった笹を手渡した。 先のイオンからイエローハットまでは、イベント用のi MiEV、R1e各1台が一緒に走ってきたので、計4台のEVが店頭に並んだ。これだけ集まるとな

降ったりやんだりしていた雨が、イオン仙台泉大沢ショッピングセンターに着く頃には、やんでいた。薄曇りではあるが、寒くなく暑くもない、ちょっと気持ちいい気候になったのがうれしい。イベントが雨ではさまにならない。 イオン仙台泉大沢SCでは、キャラバン車2台の急速充電をするのと、CO2削減キャラバンのイベントを実施。環境クイズにはたくさんのお客さんが参加した。大型SCだけあって子供も大勢いて、CO2削減

午前9時20分。東北三菱自動車販売大河原店に到着。急速充電をかける。走行距離は40kmで、R1eもiMiEVも流れにのって快走してきたにもかかわらず、あんまり電気が減ってない。R1eは1kWhあたり12〜13kmは走っている。といってもわかりにくいだろうけども、書いてる本人もよくわからない。ただ、このくらい走ると、満充電で90km前後はいける計算になるので、普段使いには十分かなあという気はする。

午前8時過ぎ、ホテルを出た2台は東北三菱自動車の大河原店を目指す。 今日の天候は、少し雨。昨日の猛暑がウソのように、これぞ梅雨って感じの空になってきた。   今日はドライバーがチェンジして、自動車技術解説者の熊野学さんと、モータージャーナリストの片岡英明さん。明日まで運転手を務める。まずは熊野さんがiMiEV、片岡さんがR1eに乗っている。今日一日はこれでいくそうだ。 走り出してし

iMiEVが17時ちょうどにイエローハット福島南店に到着すると、正面駐車場にはすでに、何かの式準備が整っている。 イエローハットは、言わずとしれた自動車用品販売大手。突然始まったEVの催しに、来店したお客さんたちはちょっと驚いたようだった。 ということで、ここでもドライバー2人と日本EVクラブの薄井さんが、ここまでの経過や立ち寄り先のEVに対する反応、キャラバンで感じたことなどを、マイクの前で語

福島県二本松市では、キャラバン隊は三菱、スバル、それぞれのディーラーに分散。それぞれで試乗会や充電を予定していた。 4号線で2台が分岐したのは15時半頃。リポーター・ボクは、iMiEVに乗って三菱ディーラーへ。 二本松市街地に入る少し前に、数百メートル先の真正面に大きな三菱のマークを発見。東日本三菱自動車販売二本松店は、入り口にテントを設置して、iMiEVを待ちかまえていた。その意気込みにちょっと

イオンタウン郡山に到着した洞爺湖キャラバンご一行さま。休む間もなく、12時からイベントに臨みます。イオンは全社をあげて地球温暖化対策、環境対策に取り組んでいて、今回の旅でも協賛という形で協力しています。 それにしても郡山の夏は暑い。天気予報はものの見事にはずれ、それは最近はいつものことなので驚かないにしても、この気温と湿度はすごい。あっという間に汗だくです。これも、日頃の行いのなせるワザか。 そん

白河西郷を出ると、4号線は少し山の中に入っていく。平坦な道ではないけども、それほど厳しい山でもない。空は、快晴とはいわないが、雲が高く、日差しは暑い。エアコン全開で走れるiMiEVはいいけども、距離の関係でエアコン使用を控えているR1eは厳しいかもしれない。 と思いつつ、2車線のところでR1eに並ぶと、窓が閉まっていた。どうやらエアコン使いまくりである。後でドライバーの斉藤さんに聞いたら「いやあ、

たいていいつでもすいている東北自動車道を、iMiEVとR1eが並んで走っていく。やっぱり2台が一緒にいると目立つな。写真を撮っていても絵になるし。だんだん山が深くなっていくのは、北に来た証拠か。 午前9時前にジャスコ白河西郷店に到着。お店に近づくにつれて空が晴れ、屋上の充電器場所に着いた頃には陽光が暑いくらいになっていた。高速道路の情報板には「雨に注意」と出ていたのに。 ジャスコ白河西郷店までの

2008年06月21日 08:55

午前8時20分。R1eは西那須野のホテル、iMiEVは三菱のディーラーさんの、それぞれ100Vで充電し、おなかいっぱいの状態で三菱自動車スタート。4号線を北上し、那須塩原インターチェンジから東北自動車道に向かった。  天候は曇り。時折霧雨が降るはっきりしない空だけども、4号線を走る2台は快調そのもの。エンジン車と同じようなペースで走っている。 今日はそれほど長い距離を走るルートはないの

19時20分に東京電力宇都宮支社を出発したR1eは、そのまま宇都宮インターチェンジから東北自動車に乗り、快調に走る。北に向かうにつれて少しずつ登っていく感覚はあるものの、すでに外は暗くなっているため、実際にどの程度の登りなのかはよくわからない。地図を見ると等高線の向きで登ってるのがわかるくらいだ。 先に書いたように、このあたりのルートはEVには厳しいもの、という共通認識が、今回のキャラバン関係者

18時38分。R1eが東京電力宇都宮支社着。高岳製作所を出発してから宇都宮まで新4号バイパスを北上し、121号を西進、県道2号線を北上してきた。距離もやくだから、iMiEVはもちろん、電池搭載量の少ないR1eでもそれほど苦労はない。 R1eでも苦労しないのだから、iMiEVはもっとラク。ドライバーの斉藤さんは、「いやあ、楽しいですよ」と破顔する。R1eの石井さんが右足に神経を使って走っているのに

東京電力さいたま支社を出たR1eは、片側一車線の県道に入った。するとここが大渋滞。ジワジワ、ジワジワ、ジワジワ、しか動かない。ご丁寧に、途中では片側交互通行の工事までやっている。これじゃあ、スムーズに動くわけもない。 スタートして最初の1時間、ず〜っとこんな状態だった。後でドライバーの石井さんに聞くと、「いやあ、きつかった。どこまで行けるか不安だった」とのこと。ちょっとした渋滞ならともかく、平均

東京都港区の東京プリンスホテルを出た2台のEVは、すぐに芝公園から首都高速に乗り、さいたま市にある東京電力さいたま支社を目指しました。ドライバーは、三菱iMiEVがフリーランス・ライターの斉藤聡さん、スバルR1eがモータージャーナリストの石井昌道さん。 首都高速は時速60km程度で経済運転第一。EVは走り方によって走行可能な距離が大きく変わるので、ちょっとしたコツを覚えると電力消費がグッと減る。

さぁて、みなさま。CO2削減EV(電気自動車)洞爺湖キャラバンがいよいよスタートしました。今日から来週木曜日にかけて、東京から洞爺湖、そして札幌の北海道庁を目指してEVが走ります。あなたの街にも洞爺湖キャラバンのEVが走るかもしれません 応援、ヨロシクお願いします! ということで、まずは出発式の様子からお伝えしましょう。朝10時に始まった出発式には新聞、テレビ、雑誌などから100人の取材陣が集まり