洞爺湖キャラバンDailyレポート 木野 龍逸

プロフィール

木野 龍逸

フリーランスのライター兼カメラマン
海外生活での経験から環境問題に興味を持ち、主にクルマの環境問題、次世代車、エネルギー問題、経済と環境の関係等について、国内外、辺境地等での取材を手がける。一般紙、自動車専門誌等を中心に活動中。日本EVクラブ会員。

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19時20分に東京電力宇都宮支社を出発したR1eは、そのまま宇都宮インターチェンジから東北自動車に乗り、快調に走る。北に向かうにつれて少しずつ登っていく感覚はあるものの、すでに外は暗くなっているため、実際にどの程度の登りなのかはよくわからない。地図を見ると等高線の向きで登ってるのがわかるくらいだ。 先に書いたように、このあたりのルートはEVには厳しいもの、という共通認識が、今回のキャラバン関係者

18時38分。R1eが東京電力宇都宮支社着。高岳製作所を出発してから宇都宮まで新4号バイパスを北上し、121号を西進、県道2号線を北上してきた。距離もやくだから、iMiEVはもちろん、電池搭載量の少ないR1eでもそれほど苦労はない。 R1eでも苦労しないのだから、iMiEVはもっとラク。ドライバーの斉藤さんは、「いやあ、楽しいですよ」と破顔する。R1eの石井さんが右足に神経を使って走っているのに

東京電力さいたま支社を出たR1eは、片側一車線の県道に入った。するとここが大渋滞。ジワジワ、ジワジワ、ジワジワ、しか動かない。ご丁寧に、途中では片側交互通行の工事までやっている。これじゃあ、スムーズに動くわけもない。 スタートして最初の1時間、ず〜っとこんな状態だった。後でドライバーの石井さんに聞くと、「いやあ、きつかった。どこまで行けるか不安だった」とのこと。ちょっとした渋滞ならともかく、平均

東京都港区の東京プリンスホテルを出た2台のEVは、すぐに芝公園から首都高速に乗り、さいたま市にある東京電力さいたま支社を目指しました。ドライバーは、三菱iMiEVがフリーランス・ライターの斉藤聡さん、スバルR1eがモータージャーナリストの石井昌道さん。 首都高速は時速60km程度で経済運転第一。EVは走り方によって走行可能な距離が大きく変わるので、ちょっとしたコツを覚えると電力消費がグッと減る。

さぁて、みなさま。CO2削減EV(電気自動車)洞爺湖キャラバンがいよいよスタートしました。今日から来週木曜日にかけて、東京から洞爺湖、そして札幌の北海道庁を目指してEVが走ります。あなたの街にも洞爺湖キャラバンのEVが走るかもしれません 応援、ヨロシクお願いします! ということで、まずは出発式の様子からお伝えしましょう。朝10時に始まった出発式には新聞、テレビ、雑誌などから100人の取材陣が集まり