そのハプニングとは・・・。
17時過ぎにイエローハットを出たキャラバン隊ご一行様。次の大崎市までは、R1eが雑誌の撮影のためにi MiEVと別行動となった。自動的にサポートカーはR1eに追従する。
今回のキャラバンでは、R1eのアシ(航続距離のことで、ドライバーのことではない)が短いため、サポートカーはR1eについて行くことになっている。なので、リポーター・ボクも自動的にR1eを追っかけることに。
予定では、国道4号線~旧4号線を北上しつつ、まずはルート上にある三菱自動車の販売店、東北三菱自動車販売古川店に立ち寄ろうと思っていた。思えば、これがハプニングの始まりだった。R1eの目的地は宮城スバル古川店だったのだ。当然R1eは、予想と違うコースをとっていたのだけど、このことに、サポートカーの全員が気づかなかった。
だから、大崎市に入って古川まで来たところで最初に見つけた三菱のスリーポインテッドスターの販売店をのぞき込み、駐車場にiMiEVが止まっているのを見たときは、なんの疑いもなく入っていった。しかし、そこは別の販売会社(宮城三菱自販)だったのだ。なんとiMiEVも立寄り先を間違えていたのだ。
↑間違えて入ってしまった、宮城三菱自販さん。
そのまま帰るのも失礼と思い、少しEVのことなど話していると、とても興味深そうだったので、ついでに1台買ってみませんかと聞くと、拒否するかと思ったら真剣に検討しはじめていたので、こんどはこっちが驚いた。
もしかしたらEVに対する興味は、日頃からEVに接しているボクたちが思っているよりも、EVに触れたことのない人たちの方が強いのかもしれない。 などと考えているうちに時間がおしてしまったので、あわててR1eが待つ宮城スバル古川店に向かうと、すでにクルマの姿がない。
ドライバーの片岡さんはすでに歓迎を受け、クルマは保管場所に移動してしまったあと。そこで、ムリを言ってクルマをもういちど出してもらい、サポートカーに同乗していた日本EVクラブの舘内代表も一緒に、全員で記念撮影を1枚。
↑宮城スバル古川店で、舘内代表を交えて記念写真を一枚。
そこからさらに急いで、最終目的地だった、東北三菱自動車販売古川店に向かう。本当はiMiEVもそこに向かうはずだった。東北三菱自動車は、明日の仙台県庁表敬訪問のため、キャラバン車を保管する場所を提供してもらっている。明日は、朝一番で宮城県庁に出向き、それから古川まで移動し、再びキャラバン隊として洞爺湖を目指すことになっている。その拠点が東北三菱自動車販売の古川店だったのだが、遅れてしまい申し訳ないことになってしまった。
急いで東北三菱自販古川店に戻ると、短冊を吊した笹を持って僕たちの到着を待ちわびていた。まずは詫びを入れてから、iMiEVのドライバー・熊野さんに笹の贈呈をしていただき、全員で記念撮影をパチリ。また翌日の朝に戻ることを告げて、キャラバン隊は解散していった。いやあ、最後になって、とんだハプニングになってしまった。
↑東北三菱自動車販売古川店で、ドライバー熊野さんに笹の贈呈。
↑同じく東北三菱自販古川店に残っていた人たちで記念撮影。
お待たせした関係者のみなさん、申し訳ありませんでした。無事に北海道まで短冊のお願いを届けますので、それで勘弁してください。
そう、心の中でつぶやきながら、キャラバン隊は明日への鋭気を養うために、遅い夕食に向かったのだった。