洞爺湖キャラバンDailyレポート 木野 龍逸

プロフィール

木野 龍逸

フリーランスのライター兼カメラマン
海外生活での経験から環境問題に興味を持ち、主にクルマの環境問題、次世代車、エネルギー問題、経済と環境の関係等について、国内外、辺境地等での取材を手がける。一般紙、自動車専門誌等を中心に活動中。日本EVクラブ会員。

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2008年06月23日 16:06

おまたせしました。本日第2弾の更新です

20080623_4112.jpgWEBをお楽しみの皆様、おまたせしました。本日第2弾の更新です。大崎市の東北三菱自動車古川店、宮城スバル古川店をそれぞれ出発したキャラバン隊は4号線を北上し、次の目的地、一関市を目指して突っ走っていく。これが、ほんとに突っ走るという表現がピッタリくるような快走で、大型トラックの多い4号線を負けじと走っている。

この区間と次の一関市~北上市間は、リポーター・ボクを乗せたサポートカーは、ちょっとずつ撮影をしながら走っていくことにしたのだけども、i MiEVとR1eの快走ぶりにタジタジとなることもあった。そんな走り方でいいの?
エコドライブはどうしたの?とも思うんだけども、まあ、危ないわけでもないし、突っ走るといっても、オーバースピードになっているわけでもないので、まずは写真をおさえておく。

それにしても、運転してるドライバーの2人、熊野さんも片岡さんも楽しそうだ。ときどきニコニコしながらハンドルを握ってる。下道を、そんなに速くもない速度で、時折、我慢をしながら走るという、精神的にはラクじゃない状況だと思うんだけども、それでもニコニコしてるのはどういうことか。東京のゴチャゴチャ道より気持ちいいのに加えて、EVに乗ってることが精神衛生にいいのか。

まあ、どっちでもいいんだけど、こういう顔して乗れるようなクルマがいろいろ揃っていると、交通事故とかもっと少なくなるかもしれない。

などといっているうちに、東日本三菱自動車いちのせきインター店に到着して驚いた。

20080623_4195.jpgなんと入り口に、「CO2削減EV 洞爺湖キャラバン i MiEVがやってくる」という大きなサインが貼ってある。そして駐車場には簡易テントを用意。従業員のみなさんはほとんど全員、外に出てお出迎えしてくれているという、大歓迎モード全開なんである。

着くと同時に、i MiEVもR1eも人だかりになり、R1eはエンジンフードの中をマジマジと見られている。ここは三菱なのにぃ~という感じだが、みんな興味あるんだねえ。それに、i MiEVはモーターが後部下についてるんで、簡単に見ることができないのだ。なるほど、クルマの作り方で、いろいろな色が出てくるものだ。

ところで、ここでも店長さんにひとつだけシツモン。EVは売れると思いますか?
「売れるんじゃないですか。おカネに余裕のある人はいますし、環境意識の高い人もいます。クルマの色やデザインは、遠くから見てもEVだってわかるようなものにするといいんじゃないかと思いますね。そういう人たちは、やっぱり目立つクルマのほうがいいじゃないですか」

ということで、EVに積極的な販売店がまたひとつ、増えたんである。『またひとつ』というのは、スタート地点になった東北三菱自動車販売古川店で「試乗車を頼んでるんですよ」というオハナシを聞いたからで、奥の細道、EV販売網が大きくなりそうなのだ。

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