こんにちは。
津々見 友彦です。
今日は盛岡から「R1e」を担当しました。ナビゲーターにはスバル広報の鈴木さんや東京電力の姉川さんが担当していただき、私はドライビングだけに集中できます。
↑盛岡県庁では大歓迎を受ける。花束は私が頂いた。Y(^-^)Y
まずは県庁を訪問しました。沢山の環境関係の皆さんに出迎えて頂き、館内代表の「東京から盛岡まで607.6kmをわずか26kgのCO2排出量で走り、昼間の電力料金で1269円、夜間電力だと400円程度で移動しました」と言う挨拶に我ながらEVの威力に改めて驚き、このハイテックマシンで参加できるキャラバンにとても誇りを感じました。
その後、東日本三菱自動車にしね店で歓迎されながら、ここで第1回の充電。そして、岩手スバル二戸バイバス店でも急速充電をして移動。イエローハット八戸店さんでは皆さんから大歓迎を受けて七夕の短冊をいただきました。
↑東京電力の急速充電器で充電中のR1e、15分で80%も充電できる優れもの。
↑R1eのメーター、左はバッテリィ残量計、まだ30kmは走れる。右はスピードメーター
「R1e」のドライビングはとても楽しいものでした。実は、走りは全くフツーの軽自動車と変わりない・・どころか、動力性能は力強く、少なくともパワー不足は全く感じません。ただ、電費?を稼ぐために急加速は避けスムーズな加速で走り出すために、発進加速は普通よりも注意をはらいました。と、言ってもイライラするほどの、のんびりした加速ではありません。最高速は流れに合わせて、60km/h前後程度の常識的な速度で走り、必要ならそれ以上で走行して、後続車に迷惑を掛けるような走りはしなくても、充分走れました。
ハイテックマシンが大好きな私は、現在の最先端のEVに乗れてとてもハッピー。更にドライビングを楽しくするために、小さなガジェット(電子小物)を用意しました。この日のために、思い切って購入した、「Garmin Edge 705」です。実はこれはGPSシステム。手のひらに入るコンパクトなものですが、「目的地までの距離」「目的地到着予測時間」「スピード」それに「心拍計」なども表示されるGPSナビゲーションの優れもの。このガーミンと電流メーターにチェックを入れながら、気持ちは宇宙飛行士の月面探査をするように、わくわくしながら、「EVパイロット」気分で走りました。
↑私の自慢の電子小物 ガーミンEdge 705
左上から下に、スピード、走行距離、目的地まで残り距離、ペダル回転(自転車用)
右上下から、走行時間、現在時刻、予定到着時刻、心拍計
難所と言われた上りが連続する、282号線では、「R1e」の電池残量がちょっと気になりました。実は、ゆっくり走ると八戸からフェリーの出発時間に乗り遅れるので、速度を落とす訳にはゆきません。でも上げすぎると電池が心配。もし、途中で電池切れになると・・・。考えても恐ろしい。なので、「ガーミン」の残り距離計と予定到着時間を見ながら結構緊迫したスロットルワークで、走ったわけです。
↑盛岡郊外、美しいみちのく路282号線を快適に流れに乗って走る。
グリーンの中クリーンな走りは心地好い。
実はエコランは結構退屈な走りかと以前には思ってました。ところがなかなか緊迫して楽しいんです、これが。前方にコーナーな信号があるとそれに合わせて速度調整し、ゲーム感覚で戦略的に走ります。おまけに繊細なアクセルワークが求められ、またシフトワークも減速量に合わせて、「D」、「L」レンジを忙しくセレクト。なかなかスポーティな走りなのです。このように減速でこまめにシフトすることで、回生電力が増え、バッテリィにパワーが貯まるのが楽しい。
EVの省エネドライビングの工夫とナビゲーターのアドバイスのおかげで、当初、ギリ、ギリと言われていた電力も「15km」分も残すゆとりで走りぬけ、「R1e」の優れたパーフォマンスを楽しめました。乗り心地もよく、それでいて、静かでバイブレーションのない走り。何より直接「CO2」を出さずにクリーンな走りが気持ちよかったです。
斉藤慎輔さんもすっかり省エネ運転に集中していましたが、国沢さんにも感心しました。充電ストップの度に、直にノートPC でレポートアップにいそしむ。また「i-Miev」で三菱の担当者も、1kwhで10kmを超える超省電力走行をマークし、彼のドライビングスキルの高さを見せていました。
↑充電ストップ度に小まめにレポートを上げる国沢さん、さすがです!
今日は、盛岡から青森県八戸港まで、約144km程度を2回の急速充電など行い走行しました。そして今、苫小牧行きのフェリーの中で船酔いと戦いながらこの原稿を打ち込んでいます。
明日はいよいよ洞爺湖に向かいます。
続きをお楽しみに。