When You Wish Upon A Star-星に願いを

中村 さつき(埼玉県)

「電気もカートも知識ゼロ…でもERKでレースに参加したい。そうだ!作ってもらおう♬」という訳で、現チーフメカニックをERK on ICE ビギナークラスへのエントリーでERK沼へ誘い、「面白い。作りたい!」と仲間になってもらうことに見事成功(笑) したのが2022年の秋。
その後、雪だるま式にふくらんだ皆さんの熱いサポートのおかげで2023年9月10日フェスティカサーキットのERK Cup JapanにTeam Mission Possible ZE0(別名さつき号)として初参加することができました。「(作業場ではほぼ前後進しかしていなかったので)走った!」だけで一同感動。←お分かりいただけますよね?
出来たてほやほやの湯気が出ている状態で車両提供した2週間後のERK on ICE。多くの方に氷上ドライブを楽しんでもらうという重大なミッションを前に「最後まで走りきるか心配で…」と弱気になったところに「私たちがサポートしたんだから大丈夫です!」とERK製作のアドバイスをくださった皆さまから力強いお言葉←カッコいい~!
朝早いスタート&人気のないスケートリンクの寒さにびっくりしながらの準備中、「ベンチマークはさつき号」の声が聞こえてきて「サーキットでは非力でちょっと残念だったけれど氷の上では問題なさそうで良かったぁ」と喜んだのもつかの間…陸上以上にドラテクが要求されるレース展開に新たな宿題をもらった氷上デビューとなりました。チームとしてのレース結果は残念ながら…でした。
けれど、ご参加の方からは「素直な乗り味で運転しやすかったですよ」とインプレをいただきました。ありがとうございます!

11月25日の日本EVフェスティバルにも手作りEV展示枠で出展することができました。
ERK(EV)の諸先輩方とお話しして「バランスを取りやすいのでバッテリーは可動式にしても良いかも」なんてアドバイスをいただいたり、通りがかったお子さん連れのご家族と「座ってみる?」「やったー!」「大人も良いかな~(笑)」なんてやり取りで盛り上がったり、超寒かったことを除けば、またまた楽しい時間を過ごすことができました。
弱気のチーム代表の「当面の目標は完走」の思いをよそに、レンタルコースのエンジンカートで練習したり熱対策を考えたり…初勝利に向けて闘志を燃やしているひよっこチームを末永くお見守りください。

サーキットを颯爽と駆け抜けるのはちょっと(かなり?)苦手で、氷上でのんびり(←対陸上比)レースを楽しめるERK on ICE推進派です。ラグビー(マイブームです)もワールドカップやオリンピック、高校ラグビーからクラブチームまでいろんな楽しみ方と観戦の喜びがあって、モータースポーツも同様にF1やインディ500から誰でも参加できるERK on ICEまで、選び放題なのが楽しそうです。
いつの日か日産〇〇〇〇をEVにコンバートしたいという夢も抱きつつ…。

11月12日本庄サーキットにて、ERK Cup Japan最終戦。

 

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