コロナにはばまれた2021年。ぜひとも今年は夜通しEV談義を!
九州支部/上田 信博 上田 照美
クラブから支部レポートをというお知らせが来ていたのは見ていたのですが、最近は、コロナウィルスやら、家族の介護やらに振り回されて、楽しいEVの活動ができていないのです。そのうえ、ウクライナの問題や、地震まで加わって・・今まで生きてきた時間に味わったことのない問題が山積して、次から次に襲いかかってきているみたいで・・今年は、何も書かないぞ、いや、書くこともない・・知らんぷりしておこうと決めていたのですが・・。
今年は「壬の虎」60年ぶりにやってきた私が生まれた干支に戻り、我が家の店は創業70周年を迎え、熊本でこっそりやっていた「EVフェスティバル九州 in くまもと」は、エコ電レースだけになっちゃったけど、20周年を迎えます。しかも一日のうちすごく時間を取られていた両親の介護も、すぐ近くにできた老人ホームが引き受けてくれて、何もすることがなくなってしまいました。そしたら、今日メールを見つけてしまいました! なんだか今年は節目の年だし、書かなきゃいけないような気がしてきました(笑)。
実際は、活動らしきものは何もやっていません。なので、思いをとりとめもなく書きます。
九州支部の毎年の一大行事は「エコ電レース」これは、手作り電気自動車で、単車のバッテリーや単三電池で人が一人乗り、周回数を競うというものです。例年なら、一週間の講習会を開き、そのとき製作した車でエントリーして競います。今年も九州各地からエントリーはあったものの、蔓延防止が施行されたために、講習会を取りやめて県内の学校だけでレースを行いました。最近は重点措置で、私が動けなかったこともあり、高校の先生方が中心となって進めていただいているので、とても助かっています。感謝に堪えません。今年は、ぜひ講習会からやりたいものです。
去年ぐらいから、ガソリンが高騰してきたせいか、トヨタ車体の「コムス」やシニアカーの問い合わせが増えてきています。購入になるとやはり価格の問題と、一人乗りという弱点が重なり、中古を探して欲しいとよく言われます。EV素人さんに中古を進めるとなるとガソリン車みたいに中古でも同じように航続距離を走ると思われて、「電気自動車は年数を重ねると燃料タンクの大きさが年々小さくなります」という説明をします。
それではどのくらい走れるのかと聞かれると、その中古のEVがどのくらい走れるバッテリーなのか調べる方法がなく、困ってしまいます。あったかい日や、寒い日もバッテリーの持ちは違います。そんなことは素人さんにはちんぷんかんぷんみたいで、電気自動車の中古を売るのには苦労が絶えません。これは、EV素人さんの教育が必要なのではないかと。
電気自動車と付き合うには、こんな苦労があり、寒い日に距離が伸びないなんて当たり前だよ!楽しまなきゃ!暖房?そんなのはあってもつけちゃだめだよ!EVなのだから!どこでもコンセント借りるぐらいの厚かましさがなきゃ!エコワットは必需品だよ!
そうだ!EV同好会でも作っちゃおうかな!
うちのリーフもとうとうナンバーを外し、蓄電池のお仕事のみになりました。今や我が家の節電に頑張ってくれています。やはり距離が短くなると心配になり、なかなか乗らなくなります。中古になるとすごく安くなり、売るのも嫌なので、蓄電池として使っています。
自分では、EVのことをよく理解しているつもりで意識高い系だと思うのですが、やはり乗らなくなってしまいました。こんなことで、これからすべての車がEVになる時代は来るのでしょうか?
うちのリーフは初期型だからなのでしょうか? 新型は、こんなことないのでしょうか? 新型に乗っていらっしゃる方、教えてください。
とりとめもないおしゃべりになってしまいました。支部報告にはなりませんね。
あ、熊本駅のアミュプラザ「ぼうけんの杜号」の修理に携わりました。子供を乗せて走る電車です。こんなのは楽しいですね!
九州支部と言ったら団結と固い絆、毎年の支部総会を泊りがけでどんちゃん騒ぎ。いえ、総会を念入りにやっていたのですが、ここ数年できていません。コロナウィルスの影響もあるのですが、今年あたり皆さんを集めて、私の還暦祝いをぜひやっていただきたいものです。蔓延防止重点措置が解除になったら、皆さん集まって、夜通しEV談義いたしましょう!
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