2012年1月21日(土)13:30〜日本科学未来館にて開催

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2011年9月にフランクフルトで開催されたモーターショーは、ヨーロッパの激変を伝えるのに十分衝撃的だった。一方、11月に開催された東京モーターショーでは、EVが時代の主役になりつつあることが明らかになる一方で、日本のEV化の足並みはそろわない様子が見え隠れした。「このままでは日本のEVは負ける」。そう直感した日本EVクラブ代表の舘内端が緊急提言を行う。

舘内端のフランクフルト・モーターショー2011 東京モーターショー2011 『EV報告会』
開催概要

日時:2012年1月21日(土)13:30〜16:30(受付13:00〜)
場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
参加費:4000円(日本EVクラブ会員:3500円)
※当日、受付でお支払いください
定員:50名(申込受付順)
申込締切:2012年1月16日(月)
※締切後に参加可否のご案内をいたします。
主催:日本EVクラブ

<お申し込み方法>
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このままでは日本は負ける!

「フランクフルト」と「東京」から読み解く現実とは?

1.ヨーロッパのEVをめぐる状況は、どのように変わったか

(1)ほとんどのメーカーがEVを展示
(2)発売間近のEVの発表
(3)1社で多種類のEV開発
(4)インフラの急速な整備
EVにもハイブリッドにも懐疑的だったヨーロッパ・メーカーは、21世紀初頭にディーゼルの開発に向かった。だが、高価な噴射装置と触媒に進路を断たれ、あわててハイブリッドを開発、合わせてEVの開発にも向かった。その背景には進む日本、韓国、中国の高性能電池開発がある。いまやヨーロッパではEVを開発しないメーカーは生き残れない。

2.ヨーロッパ・メーカーのEV戦略

メルセデス・ベンツは、EV開発にもっとも慎重でありながら、旗艦のSLSを電気にコンバージョンする一方で、スマートの電池を変更して発売にこぎつけるなど、もっとも積極的であり、確実にEVワールドを構築している。官能的なエンジンでファンの多いBMWは、それを超える官能性をもたすべくEV開発に大きく舵を切った。VWはシティ・ビークルのNilsやAセグメントのe-UP!、そしてe-GOLFと、すでにEVのラインアップを整えつつある。アウディは、「2020年に世界一のEVメーカーになると」いう。

3.ルノーのEV戦略は…..

ルノーは、シティ・ビークルのTWIZY、5ドアハッチのZOE、4ドアセダンのFLUENCE、バンタイプのKANGOの4種類のEVを取りそろえた。ルノーは、日産とともに16年度までに150万台のゼロ・エミッション車の販売累計を達成し、業界をリードする。

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4.活況を呈するヨーロッパEVベンチャー

(1)e-WOLFはトヨタのEV開発前線基地か…..
(2)急速に拡大する急速充電システムの開発
(3)始まった産官学の連携EV開発
(4)ポルシェのチューナーもEV戦線に参加
(5)台頭するEVベンチャー

5.ヨーロッパをEVに向かわせるCO2排出量規制と石油問題

(1)2025年にリッター33.1km。強化されるEUのCO2排出量規制
(2)枯渇に向かう北海油田
(3)硝煙の上がる中東/カスピ海/南シナ海

6.足並みの揃わない日本メーカー

(1)迷走するトヨタ
(2)EVに舵を切り始めたホンダ
(3)ニッサンの決意
(4)三菱の野望
(5)EVに遅れるマツダ、ダイハツ、スズキ、富士重工は生き残れるか。

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