i3 で、箱根湯本へ温泉ドライブ!
石川響子(日本EVクラブ事務局)
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今日は、舘内代表と会報などを手伝ってくれている松浦さんと箱根の温泉までi3でドライブ。
1ヶ月前にひいた風邪からまだ復活できない松浦さんと、今年の疲れがどっと出てちょっと調子の悪い私を舘内代表がねぎらってくれることになった。
事務所のある明大前に集合して、私が第1ドライバーで早速スタート。
久しぶりのi3の運転でちょっと緊張したけど、アクセルとブレーキの感覚もすぐに思い出して世田谷の道を走り始めた。
やっぱりEVって気持ちいい! と思いつつ、メーターを見るとバッテリー残量が85kmになっている。
あれ?寄本さん満充電にしてくれてないの?(i3は寄本さんのガレージで充電させてもらっている)
まだ走り始めたばかりなのに、航続距離が100kmを切っているというのは不安である。
そもそもi3って航続距離200km以上じゃなかった?とか、メーター壊れてる?とか騒いでいると、環八のヤナセBMWが見えたのでピットイン。
ちゃっかりメーターの見方、レンジエクステンダーの使い方などなど、たっぷりレクチャーをしてもらった。
残量表示は、今の走り方をした場合の推定航続距離を表示しているとのこと。
ということは、前に借りてた人の運転が荒かったってことか、○○さーん(「僕じゃないよ」※ 寄本注記)。
ならば私は航続距離が伸びる運転しよ!と東名高速に乗って箱根へGO!
この日の東名は比較的交通量が多く、90km/h前後で走行。EVだとこのペースでも全然いらいらしないし、エコ運転にはちょうどいい。
途中ECO ProモードやECO Pro+モードを使ってみたけれど、アクセルを踏んでも車が重い感じで、踏み続けるとカクっと急に軽くなってスピードが上がる。
もうちょっとスムーズじゃないと、運転が下手な人みたいだし、自分で運転してて気持ち悪くなる。
結局ずっとコンフォートモードで走行し、東名厚木から小田原厚木道路へ。
50kmぐらいしか走ってないけれど、とりあえず充電しようということで平塚PAへ立ち寄った。運良く充電スペースが空いていたのですぐに停車。ちょっと(かなり?)面倒なビジター登録 をしてIDを取得。このIDを入力するのが苦手、、なぜ10キーじゃないんでしょうか?
入力から充電までは松浦さんにお任せ。
充電がてら休憩。
平塚PAには、コーヒーバー?みたいなところがあって、カップを選び、好きなフレーバーのコーヒーをポットからついで、ミルクやお砂糖を好みで入れて、ふたをつけてレジで精算する。ちょっと楽しい。コーヒーを飲んだりめずらしい湘南野菜などを見ているうちにあっという間に30分経過。
30分で3.7kWh充電後の推定航続距離は99km。なんだ100km超えないんだ・・・と思ったけど、レンジエクステンダーもついてるし、さほど航続距離も気にならなくなった。
キャラメルバニラのコーヒーでちょっと一息ついて、気持ちも運転もリフレッシュ。
すっかり快適に乗りこなせるようになったi3で目指すは箱根湯本の日帰り温泉「天山」。
小田原厚木道路を降りて、箱根旧道へ。少しせまい坂道をなんの不安もなく気持ちよく登って無事到着。平塚PAから天山まで約30km。残りの航続距離は65km。坂道があった割にはまあまあの運転、と自分では思った。
温泉の前に、腹ごしらえ。温泉くぐりしゃぶしゃぶ、美味しかった!
温泉はちょっと熱めだったけど、5つの露天風呂を堪能。どのくらい温泉につかってかわからないけれど、出てきた時には舘内さんは座敷で爆睡してた。
帰りの運転は、まず舘内さん。i3の残りの航続距離は59km。停めてただけで6km減(理由は不明)。
まずは箱根湯本でガソリン給油。たったの4.6リッターだけだけど、EVなのにガソリンスタンドに寄るってなんだかもったいない。だけど、レンジエクステンダーは精神的にはやっぱり楽。これはEVを安心してドライブできるお守りみたいな存在だと思った。
舘内さんが運転した天山から大磯SA間は25km。
でも25km走ったのに、残りの航続距離は天山を出発した時の59kmから逆に61kmに増えている。25km+2km=27kmは何のエネルギーで走ったのだろう。回生?それともガソリン?
なんだか変な感じだけど、これがレンジエクステンダー付きEVなんだなと実感した。
大磯PAで念のため充電して、次のドライバーは松浦さん。
舘内さんも松浦さんも、推定航続距離をいかに減らさないかにチャレンジしてておもしろい。
EVは、エネルギー消費に敏感になるのだ。
さ、この後のレポートは松浦さんにバトンタッチ。
つかの間の温泉休養でずいぶんリフレッシュできた。
小田原厚木道路は上り、下りの両方で充電できるので、箱根観光にはもってこい。
また温泉に行こう!