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フェスティバルが本物になってきた |
日本EVクラブ副代表 御堀直嗣 |
第5回の日本EVフェスティバルが無事に終わりました。 5回もやっていると、どこかマンネリになるかのではと思いますが、とんでもない。ついに、関西から3台ものコンバートEVが会場まで自走で来てしまったのです。93年に、舘内端代表と日本橋から鈴鹿まで歩いて行った時はずいぶん多くの人に呆れられましたが、それがかすむほど、コンバートEVが引き起こしたその情熱に、改めて感動しています。 今年、初めて参加したという方も多かったと思いますが、スケジュールは予想以上に順調に進みました。例えば、コンバートEVの1時間耐久チャレンジ初の試みであった基本性能テストはスムーズに進行でき、決勝へのコースインも素早く終わり、スタートまで時間が余ったほどです。 ベテランと初参加の人達の連携プレーが素晴らしいまとまりを見せたからだと思います。また、ERKタイムトライアルでも、参加者自身が自主運営を行うフリー走行時間の初の試みが、充実した内容で行えたと、あとで聞きました。表彰式では、会場内を駆けずり回っていた私の知り得なかった皆さんの活躍振りに、思わず大きな拍手を送りました。 フェスティバル終了後、初めて協賛に加わってくださった企業の方から「感動しました」というご挨拶をいただきました。その言葉は、力を合わせてフェスティバルを成功へ導いてくださった皆さんへの、最高の送りものではないでしょうか。そして協賛の方々がテントの撤収をしてくださり、見学の方がパイロンを持ってかたずけを手伝ってくださり、いよいよこのフェスティバルが本物になってきたという強い手応えを、私は感じました。 第5回記念という節目が終わったことで気を抜かず、来年の第6回も、皆さんと一緒に目一杯楽しいフェスティバルにしたいと思っています。 |
日本EVクラブ副代表 御堀直嗣 |