オンライン ミーティング
「ニューモビリティ&ライフを考える!
つくる自由・動く自由〜EV未来プログラム」始動!
日本EVクラブでは、昨年開催したオンラインセミナー<アフターコロナの自動車とモビリティを考える>の継続版として、これからのモビリティを考えるオンライン ミーティングをシリーズで開催することになりました。
多くの方々のご参加をお待ちしています。
第1回テーマ
【クルマの民主化】つくる自由・乗る自由―自動車<第3極>への挑戦
開催日時:2021年4月10日(土)17:00〜19:00
参加費:無料
オンラインミーティング開催にあたり
連日、EVをめぐるニュースがメディアを駆け巡っています。それらはカーメーカーの新型EVの発表に始まり、車載電池工場の新設や新型電池の開発のニュースだけではなく、新興EVメーカーの登場やカーメーカー以外の分野の企業が水平的に結びついてEV分野へ参入するというニュースまで、さまざまです。
これらのニュースからいえることは、まず世界の自動車と自動車産業は大きくEVへと変わるということだと思います。このことは、既存のカーメーカーのエンジンと関連部品の研究開発・生産に携わる人たち、及びエンジン車に必要な数多くの部品を作る既存の協力企業と、GS(ガソリンスタンド)を代表とする既存のエネルギー関連企業とそこで働く人たちの退潮を意味しています。日本でいえば明治維新のような大革命が、世界的には第何次かの産業・文化革命が起こりつつあるということです。
それにともなって様々な分野で反EVの運動が起きています。「550万人の自動車労働者の雇用を守れ」であり、「(EVの充電に伴い)大停電が起こる」であり、「GSがなくなり、ガソリンが入れられなくなる」であり、その他諸々です。
しかし、世界のEV化の潮流は激しく、強く、大きく、まるで明治維新の黒船のように押し寄せています。かつての維新派の人々が勇気をもってこの激流を受けとめ、自ら革命を起こしたことで、日本は欧米による植民地化をまぬかれたのでした。
古くは17世紀に起きた産業革命が世界を大きく変え、近代化をもたらしたように、あるいはごく最近のIT革命が世界を大きく変えようとしているように、そうした革命の是非はおくとして、犠牲をいとわず、勇気をもって受け入れ、可能であれば革命の先頭に立ち、雄々しく世界を開いていくことが、日本とはいわず世界に求められているのではないでしょうか。
そうだとは思うのですが、それを為すべきなのは、企業の経営者であり、政府の高官であり、莫大な資本を持っている特権階級の人たちです。勇気をもって革命に加わらなければ、その企業は倒産し、政府の高官は地位を失い、資本家は資本を失うのです。しかし、部外者の私としては、「EVの波に乗って上手にサーフィンしなはれ…」としかいいようがありません。
かつての産業革命も、明治維新も、現代のIT革命も、その是非を問うのであれば私たち市民を置き去りにして、いえいえ私たちを消費者と呼んで、次から次へと新しいものを消費させて、持てるものをすべて奪い、一部の人たちだけが生き残り、肥え、そして格差は革命が起こるたびに広がっていったのでした。
さて、そこで提案です。
「EVになるとあれがダメだ。これも止めなければならない。だからEVはだめなんだ」と御託を並べて泣いているのはみっともないから、私たちもEVの波に乗ろうではありませんか。そして、企業よりも、官僚たちよりも、資本家よりも、波に乗って肥えようではありませんか。
また、「消費者」などという差別的、被搾取的な呼ばれ方を拒否し、気品があって、カッコ良くて、憧れるような私たち自身の呼び方を手に入れ、他者を搾取することなく肥え、モビリティを楽しみましょう。
みなさんで議論しませんか。
日本EVクラブ
代表 舘内端
<概要>
第1回テーマ
【クルマの民主化】つくる自由・乗る自由―自動車<第3極>への挑戦
開催日時:2021年4月10日(土)17:00〜19:00
内容
① 問題提起:クルマを取り巻く環境が激変する今、市民が果たすべき役割とは何か
(日本EVクラブ代表 舘内端)
② 最新情報:~自動車業界のいま~「Appleカー狂騒曲」リンゴは美味か劇薬か?
(日本EVクラブ代表 舘内端)
③ パネルディスカッション:第3極は<クルマの民主化>? 我々が取るべきアクション
(日本EVクラブ オンラインミーティング スタッフ)
自動車産業の第1極は「既存の自動車メーカー主導」、第2極は「異業種イノベーター他の乱入」とすれば、第3極は「市民×自由が実現する自動車の民主化」でしょうか?
私たちが取るべき行動についてディスカッションします。
※参加のみなさんからもご意見をいただきたいと思います。
出演者
・日本EVクラブ 代表 舘内端
・パネラー:日本EVクラブ オンラインミーティングスタッフ
田口雅典、鳥塚俊洋、森修一、寄本好則、奥田龍、木野龍逸
・ファシリテーター/オペレーター:田口雅典
参加方法
オンラインミーティングは、zoomで行います。
参加は無料ですが、事前に申し込みが必要です。
下記Peatixサイトよりお申し込みください。
https://japanevclubmeeting.peatix.com/
申し込み締め切りは、4月8日(木)17時です。
Peatixをはじめて利用される方は、新規登録が必要です。
申し込み方法がわからない方は、日本EVクラブ事務局までメールにてお問い合わせください。
問い合わせ先
日本EVクラブ事務局
info2@jevc.gr.jp
*イベントの内容、スケジュールは予告なく変更になる場合があります。