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BMW i3ドライブ日記『レンジエクステンダーは必要なのか?』使いながら考えてみた。
レンジエクステンダーは不要!
と思ってました。。
寄本好則(ジャーナリスト) 2013年。僕は日本EVクラブがコンバージョンした『EVスーパーセブン』で日本を一周してきました。 一充電の航続距離は約120km。i3 の半分ちょっとしか電池を搭載していないEVです。旅の間は急速充電だけを繋いで日本一周を走りきるチャレンジでした。 詳しいことは旅のスペシャルサイトをご覧いただくとして。 充電場所を考えながら、EVを乗りこなすスキルが鍛えられました。と、同時に、EVの気持ちよさを痛感し、旅が終わってすぐに愛車のアルファロメオを売却。エンジン車に戻れない身体になってしまったのでした。 舘内さんから「寄本さん、BMWから i3 をしばらく借りられることになった」と電話があって、「レンジエクステンダーはどうする?」と尋ねられた時にも「必要ありません!」と即答していたのですが。。。 どうやら、EVクラブの中心メンバーである「O」さんがBMWさんに根回ししたようで、やってきたのはレンジエクステンダー付きの i3。 「ふっ、俺はそんなの使わねーし」 と思ってました。。。 が。 先日、そのOさんとともに i3 に乗り、千葉県までゴルフへ行きました。往復の距離は約200km。アクアライン(高速道路)も走るので、無充電で往復するのはちょっと無理だな、という距離です。 往路は問題なく到着。 ゴルフ場のフロントの人に、「あれ、まだEVの充電コンセント設置してないんですかぁ?」と白々しいEV普及活動を展開しつつ。 あとは、世田谷まで(Oさんちはうちのすぐ近く)帰るだけ、です。 『EVスマート』という無料アプリで君津PAに急速充電器があることを調べ、PAのスマートICから高速に入るようナビをセット、したつもりが、PAよりも東京よりにある君津ICにたどり着いてしまったのです。 君津から海ほたるまでは20kmくらいでしょうか。パネルに表示されてる電池での残り航続距離は21km。海ほたるで充電すれば問題なし、とはいえ、ハンドルを握る息子が「大丈夫かな?」と不安がるので、不本意ながら、耐えがたきを耐え、レンジエクステンダーを始動させてしまった、のでした。 レンジエクステンダーの操作は、センターコンソールにあるコントロールダイヤルで行います。 「MENU」→「設定」でこの画面になるので、「レンジエクステンダー」を選択します。 その先の画面で「充電状態保持」をチェックすればOK。 高速道路走行中で風切り音などがそれなりにあって目立ちませんが、車体後部から、バイク用エンジンのドロロロロという響きが聞こえます。 あれ。 なんだ、 この安心感は。。。 僕は「急速充電やEVで遠出には慣れてるし」と強がってはみても、電池切れの面倒さや危なっかしさも体験として知っています。 それが、クルマが発電機を搭載してる、というだけで、なんとも、まったくそんなことは心配しなくていいという安心感があることに、当たり前だけど、今さらながら気付きました。 この日は、息子に初急速充電を体験させるため、やっぱり海ほたるには立ち寄って休憩。 ホタテ貝の串焼き、おいしゅうございました。 本当は、理想を言うと、i3 ほどの質感高いEVなんだから、あと50〜70%くらい一充電航続距離が伸びてくれれば、往復200km程度の日帰りドライブくらい、それほどの不安もなくできるようになる、とは思うんだけど。つい、睡魔に襲われがちなゴルフの帰り道、急速充電で30分休憩するのはむしろ安全のためにもベター、とも思うけど。 なるほど、レンジエクステンダー、それはそれで便利です。 逆に、輸入車いじめ? と思うほど月額料金や都度料金の設定に謎が多い日本充電サービスのシステムへの「てやんでい!」という気持ちもこめて、レンジエクステンダー付きの i3 に乗ってる人は、普段はほとんど、自宅での普通充電で事足りていて、まして都内で急速充電、なんてする気にならないだろうなぁ、ということも、実感することができました。 実際、どうなんだろう。 今度、i3 オーナーの自動車ジャーナリスト、片岡さんにも聞いてみよ、っと。 あ、ちなみに、i3 に男3人同乗でのゴルフ。
この日は、久々に100を切る感じ(18番のダブルパーで100ちょうど。。。(^_^;) のスコアで気分もまずまず。
帰路、高速に乗る前に急速充電して、と思っていたのですが、運転は僕の息子に任せつつ、どこかに「ま、レンジエクステンダーだし」と油断があったのでしょう。
(あ、写真撮り忘れた。。)
バッグはこんな感じで積み込めます。
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