手作りEVって何ですか?
手作りEVって何ですか?
オーナー自ら電気自動車を作ってしまうというのが、“手作りEV”だよ。
具体的に紹介すると、我々が普段乗っているような市販のガソリン自動車やディーゼル自動車を、電気自動車に改造しているんだ。もちろん、中には骨格となるフレームや、サスペンション、ボディなどまで、独自に作ってしまう人もいるけど、まだその数はまれだよ。
手作りEVを作ってどうしてるんですか?
手作りEVは、陸運事務所に改造申請をすることで車検を取得することもできるから、通勤の足として、あるいは買い物の足として使うこともできるよ。また、日本EVクラブでは、毎年夏に日本EVフェスティバルを開催しているから、そこで仲間のEVと性能を競う楽しみもあるんだ。
どういうクルマをEVにしてるんですか?
市販のEV(といっても、非常に数が少なく、また高価)とは違い、自分の好きなクルマ、あるいは旧くて排出ガス規制に適合できなくなったけれどまだ愛着の残っているクルマなど、個人の都合に合ったクルマをEVにすることができる。そこに、手作りの嬉しさがあるんだ!
一人では作れそうにないのですが
ただし、一人で全部やり遂げるのは難しいかもしれないし、荷が重すぎるかもしれない。そこで、日本EVクラブの会員の人達も、仲間と協力して作業を進めています。あるいは、最寄りの地域の会員に声を掛け、協力を依頼することもできます。もちろん、技術アドバイスをプロから受けることもできるよ。
例えばログハウスを自分で建てようとするのと同じで、作る楽しさをみんなで分かち合い、協力し合い、その成果をみんなで楽しめるのが手作りEVの魅力なんだ!
自分の好きなクルマをEVにできたら、どんな気分でしょう!?さて次回第2回は、「手作りEVの歴史と現在」をおしえてもらおう! お楽しみに! -->第2回 『手作りEVの歴史と現在』