2001年充電の旅 CHALLENGE & CHARGE



5月29日
さらに南を目指しましょう。

今日は鹿児島を出発して指宿方面を目指します。

まずはコンセントサポーター登録のある喜入町を目指します。(ここは後輩の地元でもあります。)
喜入のコンセントサポーターは2人。一人はファミリーマートさんでここは太陽光発電で店内の昼間の照明をまかなっているそうです。
もう一人は釜整骨院さんで、お二人はすぐ近くにお住まいです。

まずはファミリーマートマリンピア喜入前店さんで充電させてもらいます。店の屋根のところには一面ソーラーパネルがあります昼の店内照明をまかなえてしまうというのですからすごいです。
そういえば、ここで気づいたのですが今まで充電させてもらったコンビニはすべてファミリーマートだったような気が・・・何かの縁でしょうか。店長さんはとても車が好きなようです。でもお客さんがたくさん来られるので試乗することは出来なくて残念そうでした。(掲示板のカキコありがとうございます。)

さてここで満山さんという方に会いました。今まで20年ほど燃費について調べながら、自動車工学という雑誌に記事を書いている方です。とても面白いのはお金をかけるわけでなく、全体の車体のバランスを整えることで燃費を上げるという事です。もちろん走り方は普通にしていてです。
満山さんいわく
「お金をかけて燃費が上がっても馬鹿にされる。そんなのは上がってあたりまえだと。ただバランスを整えてあげれば十分走りを良くして燃費もあげられると。」
「アクセルを長く踏まなくてはいけないから燃費が悪いのであって、アクセルを長く踏まないようにしてあげれば自然に燃費は良くなると。」
だそうです。
一番大切なのは車を知ることである。車を知ることで大事に扱うし、乗り手になじんだ車になる。ということです。

さて次は釜さんのところに向かいました。整骨院ということで体の調整をしてもらっている間充電することに。ながく車に乗っているため腰が痛いです。これ以上にならないように調整してもらっておきます。
薄井さんも本気で寝てしまうほど気持ちよかったです。

さて次は指宿の舞田さんのお宅へ向かいます。舞田さんは電気自動車の改造をしてみたいと思っている方で興味があるそうです。コンバートをどのようにすればできるのかなどたくさんのことを質問してくださいました。
舞田さんはパラグライダーをやっているそうです。パラグライダーの感覚というのはどのようなものなのでしょうか。地から足が離れていくという感覚をぜひとも体験してみたいです。

せっかく指宿に来たのだから砂むし温泉に入ってみましょう。
さて砂むし温泉ですが、古澤の中で砂の中に埋まっている完成図はイメージできるのですが、その過程はイメージできません。裸で入るのか、それとも水着を着用するのかと考えていましたが・・・体験して分かりました。浴衣で入るんですね。納得です。それにしても人生初の混浴がまさか砂むし温泉という形で実現するとは思いませんでした。
砂が重くて気持ちいいです。それにしてもこの地面の熱さといったらすごいです。完全になめていました。ほんのり暖かいくらいだと思っていたら、本気で熱いです。そりゃ地熱発電というのも出来るというのが分かります。地球もやるなと思いました。

今日の目的地は頴娃町です。隠れ日本一の町です。何気にお茶の生産量がとても多いのです。しかも農業生産量も全国2位だそうです。知りませんでした。
頴娃町はサポーター登録は無かったのですが、枕崎の中村さんの紹介で源川さんのところで充電さんさせて貰うことに。
源川さんは
「地方では環境に対する意識が薄いので、電気自動車がきて充電をすることで少しでも町の方に環境のことを考えてもらうきっかけになれば」
といわれました。確かにあまりにも自然にちかくにいるためか環境に対する意識が低くなりがちだと思います。でも源川さんはこれ以上温暖化が進むと鹿児島でサツマイモがとれなくなって、タロイモぐらいしかとれないようになる。それじゃどうしようもない。温暖化の影響を身近に感じてもらえたら。
たしかにサツマイモが薩摩で取れないのはなんか変な感じです。農作物にはたくさんの影響があると思います。それを知ることも大切です。

明日は枕崎を通って加世田に向かいます。

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