2001年充電の旅 CHALLENGE & CHARGE


このページは、旅がスタートする前にアップされたものです。

 運転手は僕だ

古澤浩史

1976年7月生まれ新潟県上越市出身。

筑波大学大学院理工学研究科理工学専攻物理工学分野在学中。97年春に筑波大学の仲間と古澤を代表として電気自動車サークルEVEを結成。夏にはシビックをコンバート。2000年ERK(手作り電気レーシングカート)シリーズ(日本EVクラブ主催)で総合3位となる


「充電したい人!」「はーい!」

ということで、でんきみなぎるの古澤は2001年充電の旅のドライバーになります。

現在、大学院の2年生のため御多分に漏れずいろんな人に「これからの進路は?」と聞かれることが多く、周りの同期の間では「おかげさまで○○にきまりました。」とか「なかなか内定が決まらなくて…」といった会話が聞こえてくるのですが、充電の旅のドライバーになった僕は気分はもう充電の旅にあるので、きまって「東京を出発して、まずは屋久島を目指します。」と答えるようになってしまいました(笑)。といった感じで「でんきみなぎる」だけでなく、充電の旅に「期待みなぎる」毎日の古澤です。

充電の旅といえば今まで会員の方では田口さんの「日本縦断充電3000km」、豊福さんの「電気駅馬車」、そして夏恒例となった「フェスティバルまで自走の旅」等の数多くのチャレンジがありました。普通に旅するのとは違い、「出会い」そして「気持ち」というものがなくては移動することもできない旅です。これまでチャレンジした、そしてサポートした皆さんの経験を詰め込んだ「2001年充電の旅」。どんな出会いと充電が待っているでしょうか。会員の皆さんを中心とした充電ネットワークがどれだけ構成されるか。とても楽しみです。もちろんそうした「出会い」や「気持ち」を受けるだけでなく、EV-Aclassを通してコミュニケーションをとっていきたいです。やっぱりネットワークに不可欠なのはコミュニケーションですもんね。

今回の充電の旅で僕が決めたキャッチコピーは「来て、見て、さわってEV-Aclass」です。さっき勝手に決めちゃいました。もちろん非公認です。全国の会員の方はもちろん老若男女どんな人でもだれでも「来て、来て!」、そして「見て、見て!」、とにかく自分の手で「さわってみて! その場所で面白そうなこと考えて、みんなでとにかくやってみようよ」というそのまんまです。

このキャッチコピーにはもうひとつ意味があって、僕たちが日本各地に行って、実際の環境問題を見て、そしてEV-Aclassといっしょに経験することです。時には大きな自然環境に喜び、時には環境破壊に悲しむこともあるでしょう。いろんな事をみんなに見てもらえたらと思います。

まあ、難しく考えずに僕とEV-Aclassがやってきたら、みんなで遊んでやってください。僕たちも充電しまくり、みなぎります。

 

薄井武信

1966年2月16日山形県鶴岡市生まれ。

小中時代は新潟の新発田市で育つ。フリーとして活動している放送機器エンジニアの仕事を長期休みにしてこの旅に参加。EVクラブ内では、EVビートルのオーナーとして知られている。


決意表明文

このたび「2001年充電の旅」のもう一人のドライバーを務めることになりました。全国の会員の皆さま、よろしくお願いします。そして一人でも多くの方とこの旅でお会いできることを楽しみにしています。

と書くと当初からやる気満々のようですが、そもそも私が立候補したのは「サポートカーの」ドライバーだったのです。デンキお遍路の体験者は必ず「とても素晴らしい、一度は経験するべきだ」とおっしゃるのでいつかは私もと思っていましたが、それ相応に苦労もあるようで、この旅の話を聞いた時、なんとか面倒なことは避けてオイシイ所だけ搾取できないかとズルく考えたからです。しかし旅の構想にサポートカーがないどころか事務局の巧みな罠にはまり、最初から薄井がAクラスのドライバーに立候補したかのように誘導されてしまいました。向こうの方が一枚上手です。

もう観念しました。現在は「毒を喰らわば皿まで」の心境です。

さて、あらためてこの旅について考えてみると、私の頭に浮かぶキーワードは「共有」。実はまだ、この旅は・・・と語れるほどまとまっていなくて、断片でしかありません。きっと旅をしないとまとまらないでしょう。だからあえて、出発前にまとめようとするのはやめました。旅をしながら、旅先の人とふれあいながら考えていこう思います。そんな感じなので、この旅の意義は、私が体験して感じたことを伝えることより、いかに私以外の人が自分も旅のドライバーで、この旅を自分のこととして感じて考えてもらえるか、にあると思っています。そのためならば、私はどんな努力も惜しまずすることをここに誓います。

しかしくれぐれも申し上げておきますが、Aクラスのエースドライバーは古澤君です。この旅にどんな意味があるの?という質問とか、迷惑をかけるとはケシカランという苦情とか面倒なこと一切は、私にではなく彼にお願いします。

いよいよ出発が近づいてきました。実は去る3月7日にE爺こと佐伯寛が永眠いたしました。身内だけでひっそりと式を済ませたのは決して私が葬式費用を奪ってEVビートルを作ったからではなく、本人の遺言によるものであったことを一言お断りしておきますが、イベントに連れ出した時など、皆さまにあたたかく見守っていただきまして、ありがとうございました。本人になり代わり御礼申し上げます。来年の一周忌にはお墓のある仙台まで、さっそく充電ネットワークを遡ってE爺ビートルで行きたいと考えています。

それでは皆さん、「そちら」でお会いしましょう! 

 



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