『めざせ！ 電欠なき国日本』
日本を世界一の充電設備大国に
しようではありませんか

自動車は苦しんでいます

　世界を襲う異常気象の原因は、地球温暖化だといわれます。自動車は地球温暖化の主な原因物質である二酸化炭素（CO2）を排出します。平均的な自動車ユーザーは、1年間に4〜5トンものCO2を排出するといわれますから、世界全体では莫大な量になります。
　一方、ガソリン価格も上がっています。2020年には、サウジアラビアがあと2国必要といわれますから供給不足が起きる可能性があり、今後ガソリン価格が下がるとは考えられません。
　自動車は、地球温暖化という環境問題と、石油の不足というエネルギー問題を抱えて苦しんでいます。CO2を出さず、石油以外のエネルギーで走れる電気自動車を普及させなければなりません。電気自動車を増やすことは、日本だけではなく、世界を救います。電気自動車は世界の救世主なのです。

もっと電気自動車を増やしましょう

　しかし、電気自動車はまだまだ普及していません。日本の自動車の保有台数はおよそ7500万台です。これに対して、電気自動車の保有台数は2万5000台ほどなのです。
　保有台数を増やすには、充電インフラの整備が必要だといわれます。とくに急速充電器の普及は、電気自動車のユーザーだけではなく、購入希望者を安心させ、元気づけます。

日本一周、チャデモで急速充電の旅に出ます

　電気自動車の普及をめざす市民団体の日本EVクラブと、急速充電器の普及をめざすCHAdeMO協議会では、急速充電器で充電しながら日本を一周する旅を行います。使う電気自動車は、日本EVクラブが製作したEVスーパーセブンです。目的は、急速充電器の普及啓発です。急速充電器の存在を知っていただき、さらに数が増えるように願って各地の急速充電器をめぐります。お近くに伺った時には、気楽にお声をかけてください。
CHAdeMOの急速充電器を普及させ、世界に先駆けて日本を世界一の電気自動車天国にしようではありませんか。合言葉は、『めざせ！ 電欠なき国日本』です。

日本EVクラブ代表／舘内 端