位置エネルギーはすばらしいです。

位置エネルギーとはモノは高いところあればあるほどおおきな仕事をすることができるということ。
たとえば、ボールを高いところから落としたほうがスピードが速くなるし、地面にぶつかったときの跳ね返りも大きいです。
（「２階から目薬」ということわざは、２階から目薬を落とすと目に当たったとき痛いからやめなさいという意味ではないですよ。）

立山国際ホテルから今日のコンサポの黒部市の能澤さんのところまでは約４０ｋｍあります。
EV-Aclassの航続距離は５０〜６０ｋｍだから、４０ｋｍも走ったらほとんど電気はなくなってしまい、今日の目的地の新潟県糸魚川市までは行こうとしたら充電に時間がかかり、夜遅くの到着になってしまいます。
でも立山国際ホテルは標高が高いところにあります。能澤さんのお宅は海側なので標高はほとんどありません。ということはほとんどが下り、電気をほとんど使わなくても走れてしまいます。
なんと黒部市まで一気に下り、４０ｋｍも走ってしまいました。使った電気は平坦地で２０ｋｍ走れるかどうかくらい。位置エネルギー万歳です。