ホームストレートにピットとピットレーンのスペースを作り、独自のルールで1時間耐久レースを行うのが「コンバートEV1時間ディスタンスチャレンジ」。今年は19台の自慢のEVが1時間を走り抜きました。
その特徴は
- 1時間の間にサーキットを何周できるかを競います。バッテリー、モーターによりハンディ周回、くじ引きによりボーナス周回があります。
- スタートは変則ル・マン方式。スタートフラッグが降られたら、チームメンバ ーが車に走り寄り、受付時にひいたくじに書いてある内容「すぐスタート」「10秒後にスタート」「20秒後にスタート」に従い3分割にスタートします。
- 毎周ゴールライン手前で一時停止し周回ステッカーを貼ってもらいます。ここでは1位から3位までの車両には順位表示の風船が付けられます。
- ドライバー人数は自由ですが、最低5回のピットインが義務付けられます。
- レース途中で「くじびき」を行い、くじの内容によって周回数が加算されるようにしました。クイズの内容は、「EUの自動車工業会が行う1km走った時に1台の車から排出されるCO2の自主規制値は?(正解:140gCO2/km…ゼッケン19番に2周追加)」、「世界第2位のCO2排出国は?(正解:中国…ゼッケン5番に2周追加)」、「米国の自動車が1日に使う石油は、イラクの1日の生産量の・・・(正解:6倍…ゼッケン3番不正解のためゼロ周)」でした。
レースは、ゼッケン3番オーデリックウイズコスモがダントツの速さでトップを独走、2位以下には同一周回が何台もいる大接戦になりました。
ゼッケン3番がトップでチェッカーを受けましたが、レース後、上位3チームに行った車両重量検査で車両重量オーバーのため10周減算となり、優勝を逃しました。
優勝は、クイズで2周加算され合計21周走行したNo19ミゼットIIEV-R(ダイハツ有志チーム)
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