第1回から続く、EVフェスティバルのメインイベントが、1時間ディスタンスチャレンジ。出場台数24台、ドライバー数100人以上で、フェスティバルの中ではいちばん規模が大きいイベントです。
とにかく長い距離、周回数を走ったチームが勝ちという単純なルールだけども、クルマに関しての規定とともに、1時間のレース中に5回のピットインとドライバー交代が義務づけられているので、バッテリーマネジメントが重要な戦略要素。要するに、速度、ピットインのタイミングなどが勝敗の分かれ目になるため、チームスタッフのアタマも試されます。
また車両レギュレーションで、搭載バッテリーの容量や種類によって周回数が増減されるので、アタマの体操はマシン作りからスタートするのです。
そしてレース中盤で「地球温暖化クイズ」に挑戦。正解すれば1周が加算されます。
一方で観客からすると、軽トラから2シータースポーツマシン、ふる〜い四駆まで、なんでもありという出場車両が同時に走る光景がなんとも楽しいレース。
といっても、その走りはホンモノです。見てると怖いほどの、迫力バトルも展開されます。中には熱くなりすぎるチームもいるようでしたが。
そんなチキチキ耐久を征したのは、ダイハツミゼット2をコンバートした。
team Gennaisunの「源内1号」。実周回数22ラップ、加減後の周回数20ラップ、平均速度38.383km/hでした。
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