無料で充電OK、の理由は。
稲刈り時期で秋の気配が漂う田園風景の中を快走して、次の充電スポットへ。
【新潟日産 村上店】
前地点からの距離:68km 旅の総走行距離:421.7km
今日も、サポートカーのアウトランダーPHEVともども、しっかり充電しながら走りたい。
新潟日産村上店では、女性スタッフの石川有日子さんがテキパキと対応してくださって、セブンは急速充電、アウトランダーには普通充電を同時にやってくれることになった。
充電を始めてメモを取り、店内に入ってメールのチェックなどをしていると、飲み物のサービスも。リーフのオーナー会員以外の人が日産ディーラーで充電すると500円を支払う仕組み。ありがたくアイスコーヒーをいただいて、充電料金を支払おうとすると。。。
なんと、「無料で結構です」と石川さん。
でかでかとステッカー貼ってあるクルマで行って、パンフレットをお渡ししたりもしたものだから、配慮してくれているのかと思って「いえいえ、お支払いします」と言うと、この店舗では去年あたりからどんなゲストにも無料で充電をサービスしているという。
なぜ? と伺うと、こまめに充電料金を取るよりも「ちゃんと24時間、無料で充電できる環境をご提供したほうが、EV(すなわちリーフ)の普及につながりますから」と石川さん。
実際、村上市周辺に充電スポットは多くない。モニターでリーフに試乗した人のなかにも「走っていても電池残量ばかり気になって、やっぱり買えない」という人が少なくないらしい。
EVを楽しもうとする気持ちがあれば、電池残量をマネージメントしながら走り回るのも楽しいが、普通の人は、普通に自動車とEVを買うのだから、そんなことも言ってられないのは当然だ。
リーフ(日産のEV)を売るためというビジネス上の「目的」があるとはいえ、こうしたディーラーのがんばりがチャデモ充電器やEV充電環境の進化を支えてくれていることを実感した。
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サポートドライバーの水嶋です。
今回充電させていただいた新潟日産村上店以外にも、周辺にはナビが混乱するほどたくさんのディーラーが軒を連ねておりましたが、全てのディーラーに急速充電器が設置されているわけではありませんでした。昨今、自動車が没個性的になっていく一方で、これからのディーラーさんは差別化を図っていかないと大変なのかもしれませんね。