敦賀原発
2013年11月13日。今日は敦賀から郡上八幡を目指す。全国的に冬到来。雪の予報で心配したが、なんとか予定した道を走ることができそうだ。
敦賀といえば、ヨーロッパ軒のソースカツ丼と、原発だ。今回、ソースカツ丼を食べる時間はないが、原発の見学施設くらいは見に行こう。
敦賀原子力館からは、敦賀原発が一望できる。半島の先っぽにある原子力発電所。宿泊した市街からもすぐに行けると思っていたら15kmほども離れていた。敦賀湾に沿って、のどかな漁村や海水浴場がある道を走る。
以前、敦賀出身の友人の実家を訪れた時、敦賀湾を挟んで対岸の山の上から湾を見渡しながら「あの先っぽに原発があるんだよ」と聞いた記憶がある。記憶の中で、原発と敦賀の町は目と鼻の先だった。
でも、改めてEVスーパーセブンで走ってみると、敦賀湾の懐は意外に深く、原発の存在は半島と海の大きな自然に包まれていた。
稼働が止まっているから、そんな風に感じたのだろうか。
原発といえども、しょせんは人間の悪戯だ。
大地や海はもっと大きく力強い。
半島の、山と海との隙間に張り付くように、小さな港や集落がある。
人と自然の関係は、このくらいがちょうどいい。
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