EVバスとご対面
11時には、秋田県産業技術センターが進めている「あきたEVバス実証コンソーシアム」の主役である、EVバスと会う約束になっていた。
待ち合わせ場所は、秋田駅前にほど近い「買い物広場」。
なんと。
バス専用のロータリーの真ん中だ。
なんとか、アウトランダーにもいっぱい充電したかったから三菱の秋田店でぎりぎりまで粘ったので、到着したのは時間ぎりぎり。秋田県産業技術センターと、秋田県庁ご担当部署などのみなさんは、すでに勢揃いでお待ちかねだった。
と。
EVバス専用スペースなのだろう。バス停乗り口のすぐ脇に、チャデモの急速充電器が設置されている。
これ幸い。
さっき、10分で充電を切り上げてきたアウトランダーPHEVに充電させていただいた。
秋田のEVバスは、すでに試験営業運転を始めていて、10月から本格的な営業運転を開始する予定になっているそうだ。
このEVバスが搭載しているバッテリーの容量は、日産リーフとほぼ同じとのこと。一充電の航続距離は30kmほど。走行距離が決まっている路線バスだから、必要十分な距離、ともいえるだろう。
とはいえ、真夏や真冬、空調の負担が大きい時期には、少々の不安もあるらしい。
お客さんが「EVだから」と、少々暑かったり寒いのを我慢してくれればいいんだろうけど。それは、無理。
空調などのエネルギーは、バイオディーゼルとのハイブリッドにするとか、まだまだ工夫の可能性はありそうだ。
ともあれ、まずは最初の一歩が大事。プロジェクトの成功を願っています!
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サポートドライバーの水嶋です。
さすがEVバス用の充電器は強力でした。
よく充電中に「どのくらいの時間で充電できますか?」という御質問をよく受けますが、
充電時間が充電器の性能に左右されることはまだまだ認知されていないようです。
それにしても同じEVとはいえ、バスのシステムはとても複雑、エンジンというより、感覚的にはほぼプラントです。