【東京試走】子どもは正直。
2013年9月9日。
協賛いただいている三菱自動車工業ご担当者との打ち合わせに、EVスーパーセブンで東京試走を兼ねて出かけてみました。
グラブ事務局がある明大前(世田谷区松原)をスタート。淡島通りから渋谷、表参道、六本木を経て霞ヶ関へ。さらに内幸町から日比谷通りで三菱本社へ。旅用のステッカーチューンはまだだけど、せっかくだから人通りの多そうなところを通るルートで走ってみた次第です(笑)。
と。
六本木交差点で信号待ちしてる時。歩道を通りかかった白人の女の子2人組が、2人ともカメラを構えてEVスーパーセブンを撮ろうとしていたりして。フェラーリやポルシェは珍しくない六本木でも、スーパーセブンは注目の的になるようです。ボクは交差点の写真を撮っていて、女の子たちの「行動」に気づいたのが信号が青に変わった時だったので何もできなかったのですが、こっちから、2人の姿を写真に撮ればよかった。
EVスーパーセブンのドライバーには、そういうタイプの「反射神経」も大事です。
第一京浜に面した三菱本社ショールーム前にはチャデモの急速充電器があります。展示してあるアウトランダーPHEVなどの看板車種と横並び。展示スペースの左端が充電スペースです。
充電を始めたのがちょうど通学時間だったようで、次々と通りかかる小学生たちが「このクルマ、何?」とか、「これ、何してるの?」とか、興味津々でクルマをのぞき込んできてくれます。
EVスーパーセブンに出会った時に反応がいいのは、子どもたちと外国人、なのかな。本心ではのぞき込みたい何かに出会っても無関心を決め込む「東京人的感性」を、自ら少し反省したりして。
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その後、できるだけたくさんの急速充電器を使ってみるために、文京区本郷にある雑誌編集部での所用を経て、西新宿第四駐車場に行ってみました。
ここに設置されている充電器は高岳製作所製。信号待ちからのローギアとセカンドでの発進加速の違いを確かめたり、とかしていたので、約18kmの行程で30%ほどの電気を使ってしまいましたが、トラブルもなく気持ちよく充電完了しました。
チャデモの急速充電では、充電器と車両(電池)がプロトコルで通信します。パソコンやスマホを使っていると、シロウトには理解不能なトラブルが起こることがありますが、同じようなことが、てづくり電気自動車であるこのEVスーパーセブンで起こる可能性もあります。普通の人にとっては「プロトコルって何?」が普通の感性ですもんね。なので、充電が正常に始まるまでは、ちょっとドキドキだったりもするのです。
西新宿第四駐車場には、普通充電用の200Vコンセントもありました。
しかも、市販EVでおなじみの「平型」だけでなく、汎用で普及している「丸形」も!
市販EVではほとんどの車種が「平型」ですから、てづくりEVに多い「丸形」を設置してるのは、コンバージョン(改造)EV製作を活動の旨とする日本EVクラブ会員でもあるボクにとってはうれしい驚きでした。きっと、都庁関係とかで、丸形プラグのEVがあるんでしょうね。
満腹(腹八分目ですけど)になったEVスーパーセブン。この後は、次の試走のために節電運転でガレージへ。
EVスーパーセブンの運転にも慣れてきて、ますます、旅のスタートが待ち遠しくなる一日でした。
3 Responses to “【東京試走】子どもは正直。”
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>チャデモが採用しているEV用の「平型」だけでなく
チャデモは急速充電の規格なので普通充電はチャデモとは関係ないのでは?
調べてみたら、ご指摘のようにコンセント側の形状は、配線器具関連団体の規格のようです。クルマ側コネクターの形状にも、チャデモは関係ないそうで。。。急速と普通をひとつのコネクタでやろうとしているコンボとの規格争いという先入観があり、普通充電のコネクタやコンセントにもチャデモが絡んでいると、個人的に勘違いしていました。
ので。
本文修正しました。
ご指摘ありがとうございました。(寄本)
tataさん。
200Vコンセントとチャデモの関係。勢い余って書いたけど、謎ですね。i-MiEV やリーフ付属の200V用ケーブルには普通に「平型」がついているのしか見たことないし、クルマ側のコネクター形状はきっと「チャデモの規格なのだろう」と思い込んでいるのですが。。。調べてみます。(寄本)