日本一、絵になる充電スタンド
十和田湖の朝は快晴だった。
今日はいよいよ八戸へ、EVスーパーセブンの里帰り。まずは、朝の充電だ。
【十和田湖畔「休屋 多目的広場」】
前地点からの距離:36km 旅の総走行距離:831.1km
まずは、水嶋くんひとりでサポートカーの充電に行ってもらった。ブログ更新や、予定ルート記事の作成をなんとか終えて、10時過ぎに充電スポットへ行く。
と。
なんだ、この麗しい風景は!
こんなにすばらしい風景の充電スポットは、今まで見たことがない。たぶん、日本一絵になる充電スタンドだと、思う。
充電器は、施設名称としては「多目的広場」となっているが、十和田湖畔、休屋(旅館などが建ち並ぶ十和田湖畔随一の観光拠点の地名)の、「北駐車場」の一画にある。
ただし、北駐車場にダイレクトに行っても充電器は使えない。
まず、湖畔の遊覧船のりばの脇にある『十和田ビジターセンター』で必要事項を記入して「EV充電用カード」を貸し出してもらう。それをもって北駐車場へ行くと、駐車料金も充電も無料で利用できるシステムだ。
ビジターセンター前はバスロータリーのようになっていて、通常、自家用車は乗り入れできないが、充電の受付をするあいだはセンター前にEVを乗り入れてかまわない、ということだった。
ここに設置されているのは、出力が20kWhとかの「中速充電器」。たとえば、日産リーフがほぼ空の状態から充電すると、フル出力でも1時間ほどかかることになる。
で。
ちょっと気になる出来事が、ひとつ。
この日、宿泊した宿をチェックアウトする際に、フロントで対応してくれた宿の人に「EVの急速充電器はどこにありますか?」と尋ねてみたら「このあたりには、まだそんなものはない」と言われてしまったのだ。
フロントにはもう一人の男性スタッフがいたが、やはり「何言ってるんだ、この人は」といった笑顔で私を見つめている。
iPhoneに表示した「ココ充電」の地図を見せ、「いやいや、こんなに近くにあるはずです」と食い下がると、近くのガソリンスタンドに電話して「へえ、北駐車場にあるんだね」と、理解してくれて、周辺のウォーキングマップに緑色のマジックで行き方を書き込んでくださった。
宿と充電器は、200mくらいしか離れていなかった。
しょうがない。
世の中の、EVや急速充電に対する意識は、まあ、こんなものなのだろう。
宿のフロントの人が「十和田湖にもEV用の急速充電器がある」と気づいてくれたことも、この旅の収穫、だと考えることにする。
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