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EVと環境と自然エネルギー

2013年10月9日。仙台の朝。今日は午前10時に宮城県庁を表敬訪問したあと、私は少し休息する予定、になっていた。人間の「休息充電」だ。って、原稿に駄洒落が混じるようになって。かなり疲れているのかな。

というわけで。

朝10時、宮城県庁へ。

エントランス前にEVスーパーセブンを停めて、まずは環境生活部の本木隆部長を表敬訪問。部署のあるフロアでエレベーターを降りると、仙台&宮城県のご当地キャラである「むすび丸」が迎えてくれた。

舘内代表と名刺交換。むすび丸、正式な肩書きは「観光PR担当課長」だ。

しばし、舘内さんがEVスーパーセブンで日本一周する意義などについて話すなどして本木部長や環境政策課の千葉伸洋課長と談笑。
さらに、クルマを停めたエントランス前に移動して、環境生活部のみなさんとともに記念撮影を行った。

今年から来年にかけて、補助金の制度を活用して一気に充実することが見込まれる日本の急速充電器事情。なによりも、都道府県のビジョンと、それを実現するための活力ある動きが大切だ。

宮城県職員のみなさんの、ご活躍を期待している。

移動中の立ち話。

私がこの後、仙台市の浄水場でやっている藻類バイオマスの実証研究を取材に行くことをお話ししたら、本木部長が「ほほお、どうしてまたそのようなところへ?」と不思議な表情を浮かべられた。電気自動車で日本一周なんて暇そうでアホなことをしているライターと、藻類バイオマスへの興味の接点が見つからなかった、ということだろう。

改めて。

私が旅に出る理由は。。だいたい100個くらいあって ♪ 、、じゃなくて。

私がEVに魅せられたのは、運転してて加速感や操りやすさが面白くて、エンジン車よりもユニークな移動体が生まれる可能性を感じたから。

正直に言うと、ゼロエミッションであるとか、エコロジーであるなんてことは、どっちでもいい。

ただ。

2001年には、これも日本EVクラブが行った手作り電気自動車日本一周の『2001年充電の旅』に深く関わったり、そんなこんなの電気自動車体験を通じて、EVに乗っていると、自分が使っているエネルギーのことにも敏感になれる、ということに気がついた。

将来の世代に、自動車という楽しみを引き継ぐためにも、EV普及が不可欠だと思っている。

EVをほんとうの意味でゼロエミッションにしていくためには、化石燃料に偏らず、カーボンフリー(もしくはカーボンニュートラル)な自然エネルギーから生まれた電気を使う必要がある。

てことで。

仙台市が筑波大学などと実証プラントの建設を進めつつある、オーランチオキトリウムによる藻類バイオマスは、日本が産油国になるかも! くらいの可能性を秘めた技術で、個人的に、とっても注目してるのだ。

今回、日本一周のドライバーをやろうと決めたのも、このEVスーパーセブンで、できるだけ多くの、日本各地で自然エネルギー活用などに取り組む「元気な現場」を見てみたい、と思ったからだ。

 

いかん。

また話が横道に逸れた。。

宮城県庁の正面玄関前で記念撮影。

そのあとは、本木部長を皮切りに、再生可能エネルギー室の西城弥生さん。環境政策課の岩渕正江さんに、舘内さんが運転するEVスーパーセブンの助手席試乗をお楽しみいただいた。

宮城県庁のみなさん、ありがとうございました!
 

あ、あと。

私の幼なじみの同級生の、二つ年上のお姉さんが仙台在住で、わざわざ宮城県庁まで来てくれた。バタバタで簡単な挨拶程度しかできなかったけど。

旅でつながるいろんな思い。

なんだか、うれしい。

 


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