おしゃれなミニキャブ
福島県庁を出発し、今日の宿泊予定地である那須湯本を目指す。まだ距離はかなりあるので、途中で三菱ディーラーに立ち寄って充電した。
【東日本三菱自動車販売 郡山冨久山店】
前充電地点からの走行距離:49.2km 旅の総走行距離:2270.0km
店の中で充電待ち。20分ほど経ったので、クルマの様子を見に行ってみると。。。
EVスーパーセブンの隣に、グレーのミニキャブが停まっていて、そのおじさんが「適当に待ってるから気にしないでいいからね」と話しかけてきた。
ん?
何を待っているというのか。
と。
なんと。
その、グレーのなんの変哲もないミニキャブは、電気自動車のミニキャブ MiEV だった。
おお、おしゃれ!
ミニキャブMiEVのオーナーは。屋根や外壁などの工事を手がける会社社長の内藤義一さん。
プリウスは初代が出てすぐに購入し、その後も、さまざまな市販EVなどを購入して乗り継いできたという。ミニキャブMiEVも、発売されてまもなく、2012年に購入したから、ナンバープレートは「2012」(笑)。
電気自動車、ことに仕事で使うミニキャブMiEVには、電気自動車であることをアピールするおめかしがしてあることが多い。でも、内藤さんのミニキャブMiEVは、なんでもないグレーに塗り込められている。
さまざまなEVを乗り継いできた内藤さんだからこそ。もう、EVなんて普通に使うクルマだべや、と確信をもっていらしゃるからこそのさりげなさ。
とてもおしゃれだと思う。
内藤さんは、早い時期から自宅に太陽光発電パネルを導入することも検討していた。
でも、当時は3kW/hで300万円とかいわれているころで、個人がやることやない、と見送ったりもしたらしい。
「いろいろと、『アンモルフォス』の屋根材とかも検討したんだけどな」
「そっちのクルマは『プライング』だな。四駆だし、今度はそっちも欲しいなあ」
むむ。
アモルファスに、プラグインのこと、ですね。
いや、少々の言葉違いなんて問題じゃない。
好奇心満点に、進化した社会のツールを最先端で使いこなす内藤さん。
まさに、プライング気味の生き様は、ほんとに、心からリスペクトしたいと思う。
じゃあ、こんな感じのポーズで写真を撮らせてください、とお願いすると。
「こうかい?」とポーズを決めてくれた内藤さん。
まじで。
かっこいいおとうさんでした。
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