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大阪から六甲山へ

2013年10月22日。大阪で2回目の朝を迎え、今日はまず神戸の六甲山へ。

阪神高速で西宮まで走り、渋滞を避けて国道43号線、そして国道2号線。芦屋市内を走り抜け、表六甲ドライブウェイのワインディングへ。

時刻はまだ9時前だ。関西で学生時代を過ごしたから、このあたりの道や六甲山はドライブデートの定番ルートだったが、こんなに朝早く走ったことはない。

EVスーパーセブンのハンドルは応援ドライバーの石井昌道さんが握っている。距離は心配ないから、かなり思い切りよくアクセルを踏んで急な上り坂をぐいぐいと上っていく。

山頂付近には濃い霧がかかって見えるけど、空は晴天。

気持ちよさそうだ。

普通の、エンジン車のスーパーセブンで女の子を誘ってドライブデートは大変だ。熱く焼けたむき出しのマフラーで、大切な彼女の足をヤケドさせてしまうのがオチ、なんてことも。。。

でも。

スーパーセブンがEVになることで、少し気軽に女の子をデートに誘える、気がする。

スーパーセブンに限らず、エンジンのクルマは熱や音、排気ガスや振動といった邪魔者を、技術の粋をつくして覆い隠してきた。でも、EVにはそういう邪魔者が少ない。

つまり、クルマを快適にする工夫や技術は、もっと別のところで発揮されるようになる、はずだ。

EVは静かすぎるから音を出す、なんて誤解が誤解を生むようなしょぼいことじゃない。

具体的にどんなクルマにするかは、デザインや設計をする「天才」や「偉人」の仕事。

今まで、想像もしなかった自動車が生まれてくることを楽しみにしておこう。

【六甲山牧場】

前充電地点からの走行距離:43.5km 旅の総走行距離:3937.6km

六甲山牧場で充電を始めた時の電池残量は30%ほど。

昨日、桜橋駐車場で90%まで充電したから、43.5kmで60%程度の電気を使ったことになる。

今までの平均電費より、20%程度余計に電気を使っている感じ。

やはり。

上りのワインディング。

運転するのは楽しいけど、電池は激しく消耗する。

自然の摂理として当たり前のことを、ちゃんと意識させてくれるのもまた、EVの魅力だと、私は感じている。

 


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