屋久島へのなごり
安房でレンタカーへの充電を終え、宮之浦港に到着。EVスーパーセブンは、前日に永田で充電した電気で、島をほぼ一周したことになる。
島の急速充電器が全部問題なく使えたなら、ヤクスギランドへのヒルクライムに挑戦し、紀元杉を見に行くつもりだった。でも、それは無理。
早めにフェリー乗り場に入り、まったりと屋久島の陽光を楽しむことにした。
船のオーナーで釣り好きでもある国沢さんは、なんとコンパクトロッドを持参していた。近くの釣具店でエサなどを買い、フェリー埠頭で釣り糸を垂らす。
ま、これも旅、ということか。
のんびりと揺れる波を見つめつつ。
私としては「ああ、せっかくだから、一充電で島を完全に一周したかったなあ」と、ほのかな後悔を抱き始めていた。
つまり、充電した永田のいなか浜まで、今日の朝のうちに走ることを目指してみればよかった、ということだ。
今回の旅は、のんびりと風景や旅情を楽しむためにしているわけじゃない。
屋久島への名残惜しさをかみしめながら、ちょっと反省。
フェリーに乗り込むとき、近くに並んだトラックを運転していた、鹿児島で水関係の仕事をしているという福永龍大さんが、わざわざクルマを下りて話しかけてきてくださった。
福永さんは、フェラーリ348が愛車というほどのクルマ好きで、どうやら電気自動車になっているスーパーセブンを発見して、話しかけずにはいられなくなってしまったらしい。
スーパーセブンというクルマの存在感は、いろんな出会いを呼び込んでくれるのだ。
ここ2日ばかりのブログの「to be continued」、少々心配しております。
見てるこっちは気楽なもんですが、寄本様たちは大変なご苦労だと思います。
写真のアップを拝見するに、心配が杞憂なら良いのですが…。
くれぐれもご無理をなさらないようにしてください。
旅の無事をお祈りしております。
ご心配いただき、ありがとうございます。
実は、この旅に抱えてきてしまった別件の原稿が遅れていて、そっちに時間を投じています。
あと少しで、復活します。
書きたいことは積み上がっていますので、今しばらく、お待ちいただければうれしいです。(寄本)