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三沢で赤い警告灯が!?

六ヶ所村から、この旅で二度目の八戸を目指す。が、せっかくだから、少しルートを回り道して、三沢市内の急速充電器を使ってみることにした。

【青森日産自動車 三沢店】

前地点からの走行距離:25km 旅の総走行距離:1443.7km

原燃PRセンターから八戸市街までは60kmほどで、無充電で走りきれるが、六ヶ所村では風車や石油タンクとEVスーパーセブンを一緒に撮影できる場所を探して走り回った。それに、できるだけ多くの急速充電器を使ってレポートするのは、この旅の使命のひとつでもある。

15時半ごろ、日産の三沢店に到着。ショールームのテーブルにはお客さんの姿もあって、EVスーパーセブンの姿に気付いてざわめく様子もない。

これ幸い。

滞りがちなメールのチェックなどを片付けようと、充電を始めてテーブルで作業を始めようとしていると。。。

営業スタッフやショールームの女性スタッフ、さらにはサービスのメカニックスタッフの方たちまで、いつしか、わらわらとEVスーパーセブンのそばにやってきてくださった。

なんだ、三沢の人は、ちょっと照れ屋さんだったのか。。。

なんて思いつつ、いつものように旅のパンフレットをお渡しして、改造の概要やスペック、旅の目的などについてお話しをした。

バッテリーもさらに元気を回復し、記念写真を撮って、いざ八戸へ。。。

と。

八戸へ向かう高速道路を走り始めたあたりで、バッテリー残量がゼロに近く「すぐ充電!」状態を示す赤い警告灯が点滅を始めたのだ。

このランプが点灯するのは、旅に出て初めてのこと。夕方で、それなりに交通量もある片側一車線の高速道路上。一瞬あせったが、幸い、バッテリーの電圧を示すメーターに異常はないし、アクセルレスポンスも問題ない。途中にある第二みちのく有料道路の料金所を出たところでクルマをいったん端に寄せ(私の勘違いによるETCのエラーで停車したのも、この場合は好運だった)、EVスーパーセブンの改造を手がけた八戸市内の東北自動車に「今からすぐに行きます」と電話を入れた。

赤ランプ点滅地点から東北自動車までは10kmほど。

結局、走りには何の問題もなく東北自動車のピットに到着。一度イグニッションとブレーカーを切り、テスターなどを用意して。バッテリー系統のチェックをしようと、再び電源を入れ直すと。。。

あれ?

赤ランプは点滅しないし、まったく通常営業に戻っている。

念のため、三系統あるバッテリーユニットそれぞれの電圧をチェックして、コントローラーのログを確認。

でも、まったく問題なし。

ひとまずの結論として、トラブルか? と思うことが起きたら、まずは慌てず騒がす「再起動」という教訓を得たのだった。

はは、なんだか10年前のMacintoshみたいだ。

ともあれ。

旅がスタートして初めて、車両のトラブルらしいトラブルだった。で、それがまた生まれ故郷の東北自動車がある八戸の目の前で起こるあたりは、やっぱり私はもっている、のかな。

明日は、というか、このブログを書いているのはすでに4日の午前8時過ぎなので、あと数時間後には、八戸市内の『八戸ポータルミュージアム』でEVスーパーセブンの旅を祝福してくださるイベントが開催される。

八戸から仙台まで旅路をともにする舘内代表も八戸に駆けつけて。東北自動車の中里社長にとびきりの焼き肉をごちそうになり、準備は万端。

楽しいイベントになる、はずだ。

八戸のみなさん、本当にありがとうございます。


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