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復興の期限

少し、気仙沼の町を走ってみた。

南町紫市場は、去年の夏にも訪れた場所。町全体が壊滅状態になってしまった南町の商店街を再興するため、特別にプレハブを建てて営業している復興商店街だ。

まだ朝早い時間だったが、『揚げたてコロッケ屋』では、スタッフの鈴木隆子さんと、お客さんの佐藤茂さんが「ほおお、すごいクルマだな」と驚きながら、EVスーパーセブンを迎えてくれた。

出勤してきた『菓子舗サイトウ』の小山(おやま)奈保子さんや、『菅原印房』の菅原涼子さんとともに記念撮影。

去年伺った時に話しを訊いた事務駆局長の阪本さんとは会えなかったが、朝一番で、すてきな笑顔に出会うことができた。

紫市場のプレハブは、期限付きで特別に建てられたものだ。

一度期限が延長されて、さらに2年間は商店街がこのまま継続できることになったらしい。

でも。

2年後には再び「期限」がやってくる。

昨夜、日曜日の定休日で行けなかった『福よし』にも行ってみた。まだ午前中なのに、鮮魚屋さんのバンが乗り付け、すでに仕込みが始まっているようだ。

『福よし』は大将が工夫を凝らした炭火のコンロが名物で、個人的に、日本一おいしい焼き魚を食べさせてくれる店だと思っている。

以前の店は津波で壊れてしまったが昨年再建。昨年の夏、気仙沼に訪れたのは再オープンする前日のこと。この『福よし』を取材するのが目的だった。

福よしの目の前はすぐ海だ。でも、海と店を隔てるラインには防潮堤の建設が計画されている。防潮堤には地元の人たちの反対の声が大きく、まだ、町並みの復興計画は進まない。

「計画が決まるのを待っていたら10年かかる」と、1階を駐車場にして2階を店舗にした建物を新築。新しい福よしが誕生した。

 

実は、気仙沼では2泊して、絶対に福よしには行くつもりだった。

でも、月曜日の宿がみつからず、1泊だけで石巻へ進むことにした。

福よしを再訪できなかったのは、今のところ、この日本一周旅で最大の誤算、である。


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