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福島県庁で大歓迎

福島県庁に到着。正面玄関前にEVスーパーセブンを乗り付けると、ご担当者が手を振って、急速充電器前に案内してくださった。

で。

急速充電器の前には生活環境部などのみなさんがずらりとお出迎え。福島県の環境PRキャラクターの「えこたん」の、まん丸い姿も見える。

福島県庁には急速充電器が設置されている。なにはともあれ、まずは充電を始めさせていただいて。。。

【福島県庁】

前充電地点からの走行距離:49km 旅の総走行距離:2220.8km

ほどなく、なんと、「EVスーパーセブン 歓迎式」が始まった。

えこたんともども、参加者がEVスーパーセブン横に整列し、生活環境部の長谷川哲也部長から歓迎のお言葉をいただいて。激励のお土産までいただいた。

ありがとうございます!

で。

今日は、舘内代表がいないので、私が旅の趣旨を簡単にご説明して、感謝の言葉をお返しした。

 

福島県庁に急速充電器が設置されたのは、2011年の11月。震災普及支援で県内にやってきた電気自動車の充電場所として整備されたらしい。

でもきっと、あまり利用されない時期があったことだろう。

今、日本には1800台以上の急速充電器が設置されている。

さらに、国の補助金で来年度中にはさらに4000台の急速充電器が普及するといわれているが、それを活用する電気自動車の台数が少ないままでは、「なんだよ、せっかく高いお金をかけて設置したのに、EVなんか来ないじゃないか」という不満が爆発しかねない。

本当は、電気自動車と急速充電器は、バランスよく比例するように増えていくのが望ましいのだろう。

おそらく、2014年度中にも日本国内の急速充電器は激増する。

と、いうことは、遅くとも2015年あたりには、普通の人がどんどんと急速充電を活用するEVを購入できる時代になっていて、ほしい。

今、日本国内で普通に市販されている三菱のMiEVシリーズや、日産リーフはすばらしいEVだ。でも、さらに普及させていくためには、さらに魅力を積み上げて、バラエティに富んだ、EVの「選択肢」ができてくる必要がある。

県庁の充電器を管理する商工労働部企業立地課の伊藤定行さんに話を聞くと「最近は、県外からのEVユーザーが利用する頻度が増えている」という。

今回のサポートカーでもある三菱アウトランダーPHEVが増えていることも、急速充電活用者増加の一因であるようだ。

本当は、魅力的なピュアEVを、世界に先駆けて、日本メーカーがどしどし発売してほしいと思う。

でも、電池価格やエネルギー密度など、いろんなことがさらに進化するまでの「つなぎ」として、PHEVという選択肢はかなり魅力的だと思う。

これだけ長い旅をともに過ごして、アウトランダーPHEVがいいクルマだという確信はますます深まっている。

そして、いちおうエンジンは載っかっているものの、EVとして走るアウトランダーがとても気持ちいいことが印象的だ。

アウトランダーPHEVは、きっとさらに売れるだろう。

そして、PHEVの魅力を覚えてしまった人は、次はEVしか欲しくなくなる、はずだ。

EVには、そういう禁断の果実的な魅力がある。

そして、その魅力は自分でじっくり乗ってみないとわからない。

 

福島県では、すでに充電器普及のビジョンを策定して、県内各所への計画的な充電器整備を進めている。ただ、実際に充電器の数を増やすには、設置場所となる「事業者」の理解と協力が不可欠だ。

EVというノアの方舟に、もっともっとたくさんの人に乗り込んできてほしい、と思う。
 


6 Responses to “福島県庁で大歓迎”

  1. Eddy

    アウトランダーPHEVは売れているようですね。
    実際に乗ってみると,アウトランダーPHEVでは電気だけで通勤できてしまうことがほとんどでしょうから,それを味わってしまった人たちは,少なくともセカンドカーはEVで良いということになっていくのではないかと思っています(^O^)

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  2. とうがらし

    福島でも、国の予算を受けて急速充電器の設置が始まります。
    福島市内から車で1時間かからない範囲に温泉がたくさんありますから「電気自動車で回る温泉ツアー」と言う企画はいかがでしょうか?
    観光有料道路も無料になりましたし、紅葉の中を電気自動車走るのも楽しそうです。

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    • yorimoto

      いいですねぇ。ニューモビリティコンセプトや、i-MiEV、リーフのカーシェアリングで秋のフルーツラインを走って微温湯とか。ぜひ、実現してほしいです。

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      • とうがらし

        福島市内から高湯温泉〜磐梯スカイライン(無料)〜浄土平〜新野地温泉〜福島市内に戻るルートで約90kmありますが、電気自動車で十分回れます。
        大正に開業した高村光太郎ゆかりの「不動湯温泉」が火災で焼失してしまった事は残念ですが、福島にはまだまだたくさん温泉や見どころがありますよ。

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  3. kazutake

    スーパー7EVを撮影できればと思っていましたが、通り過ぎてしまいましたか。
    昨日(12日)電話で群馬三菱太田店と日産サティオ桐生店にスーパー7の充電についてお問い合わせしたのですが、「予定がありません。」との回答。
    すでに12日:今市(栃木)→富広美術館(大間々)→日産(桐生)→13日:市役所(伊勢崎)→どまんなか田沼(佐野)へ・・・
    またの機会。

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    • yorimoto

      EVスーパーセブンは、明日14日、筑波サーキットでの日本EVフェスティバルに参加します。当日券もあるはずなので、よろしければ、ぜひ。

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