湯布院の朝
2013年10月28日。湯布院の『由布の宿 きふう』という宿で朝を迎えた。
この宿を予約したのは宿泊する昨日の当日。八幡浜から別府へ向かうフェリーの船上からだった。突然の男二人で、旅館なのにシングルで泊まりたいというぶしつけな申し出を快く引き受けてくださった。
朝食後。「すてきなクルマですね」と褒めてくれた女将さん、娘さん(たぶん)、犬の散歩で通りかかったご近所の方(たぶん)とともに記念撮影。
いろんなところで「記念撮影」してきたが。ここにきて、そうか、EVセブンそのものが、動く観光名所みたいなものなんだ、と気付く。
夜明けの湯布院は、名物の朝霧に覆われていた。
というか。窓の外は深い霧だったから、天気が悪化したのかと思ったほどだ。霧の中、朝風呂に入りつつ、ああ、今高いところから湯布院を見下ろせばかっこいい写真が撮れるだろうなと思ったが、ここはひとつ、くじけておくことにした。
こういう旅で、すべてを欲張ることは不可能なのだ。と、自分で自分を慰める。。。
【麻生自動車整備工場(ロータス麻生)】
前充電地点からの走行距離:8km 旅の総走行距離:4890.6km
朝食後。もう一度、ロータス麻生を訪ねることにした。
実は、四国にさしかかったあたりから、後輪のダンパーが底を打つ感じがしていたからだ。走行に支障はないが、足回りのことなので気持ち悪い。
あと数日で、熊本にEVクラブメンバーの自動車整備工場があるから、そこでもろもろの中間整備を行う予定にはなっているが、偶然にも縁が生まれたケータハム正規ディーラー。相談しない手があるものか、ということだ。これもまた、セブンの神様のお導き。。。
麻生さん直々にクルマの下に潜って目視点検。気になっていたブッシュのゴム(詳細は割愛)は問題ない、ということで、ちょちょいのちょいと調整式のダンパーを少し強くしてもらい。
津々見さんに周辺を試乗してもらって、非常にベリーグッドな乗り心地になったことを確認した。
で。
この後は、阿蘇に向かって山登り。
念のため、再度たっぷり充電させていただいた。
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