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五ヶ瀬町役場に感謝

五ヶ瀬町役場に到着。役場の正面に、日産製新型の急速充電器が設置されている。

充電器を使うには、まず総務課で受付をする(時間外は警備室で対応)。クルマを下りて、1階のやや奥まった場所へ歩くうちに、役場全体がなにやら騒然とした雰囲気に包まれた。

異形のEV出現に、職員の方々がざわめいているのだ。

ちょうどお昼休みの時間だったこともあり、充電を始める頃には何人もの職員の方がEVスーパーセブンを見学にやってきた。

【五ヶ瀬町役場】

前充電地点からの走行距離:61km 旅の総走行距離:5045.8km
 
 
実は。

阿蘇から高千穂や延岡方面へ向かう(逆もしかり)とき、急速充電器はここにしかない。つまり、EVでの阿蘇山観光にとっては、救世主的な急速充電器だ。

財務財政課の北島隆二さんに話を伺った。北島さんは、急速充電器を導入した当時、総務課のご担当者だったらしい。

山間部の小さな町役場に急速充電器が設置されたのは、町長が掲げる重点戦略のひとつに「低炭素社会実現」があり、その実施計画として2011年10月に策定された「スマートライフプラン」に基づくもの。

プランでは、LED照明の導入や菜の花植栽、新エネルギーへの取り組みなどと並んで低燃費車の導入が示されていて、その具体策として、まずは公用車へのEVの導入と、急速充電器設置が実現した、ということだ。

木質バイオマスプラントや小水力発電所の建設には、念入りな計画期間や大きな予算が必要だ。

でも、EVや急速充電器の導入は、すぐにでも、お手頃な値段でできる。

賢明で、着実な一歩だと思う。

 

五ヶ瀬町役場の充電器は、原則として役場が開いている時間に限って使用できる。

とはいえ、山道での充電はある意味で緊急事態でもある。休日や時間外でも、警備室に伺えば柔軟に対応してくださるということだ。

公的な設備だけに、転ばぬ先の杖的な配慮が必要なのはわかる。

でも。

やはり、急速充電器は365日24時間使えるのがありがたい。

事実上24時間対応になってしまうくらいなら、堂々と「いつでもどうぞ!」とPRしてしまえばかっこいいのに、とも思う。

助けていただく電気料金が五ヶ瀬町のみなさんの負担になるのは申し訳ないので、山形県の鶴岡市役所みたいに募金箱を設置しておいてくれれば、喜んでお金を入れさせてもらう。

五ヶ瀬町のみなさん、いかがでしょう。

そして、どたばたでみなさんのお名前を伺えなかったが。地域振興課長の西山文子さん。総務課の飯干仁美さん、秋元佳子さん。さらに、散歩の途中でEVスーパーセブンを発見して見に来てくれた男の子とお母さん。

みなさん、ありがとうございました。

 


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