宮崎県庁で充電!
2013年10月30日。宮崎市内で目覚める。今日は朝イチの9時半から、宮崎県庁を表敬訪問だ。
観光スポットとしてもすっかり有名になった宮崎県庁本館前には、一般利用可能な急速充電器が設置されている。ご担当者との待ち合わせはこの充電器前。約束の時間に、到着してみて驚いた。
なんと。門から充電器まで、県庁職員のみなさんが列をなして歓迎してくださっていたのだった。さらに、宮崎県のマスコットキャラクター「みやざき犬」の、ひぃくんまで駆けつけてくれている。
集まってくださったみなさんに旅の趣旨などを交えてご挨拶。
充電中の時間で、県環境森林部の金丸政保次長の部屋をお訪ねして、これまでの旅の感触や、EV充電インフラ普及へのお願いの言葉を伝えさせていただいた。
【宮崎県庁】
前充電地点からの走行距離:6.4km 旅の総走行距離:5216.7km
ちなみに。
職員の方に立ち話で聞いたところでは、この充電器は一般利用可能とのこと。
でも、『ココ充電』をはじめとする一般的な充電スポット情報サイトでは、この充電器はまったく紹介されていなかった。
どうやら、まさに先頃策定された『宮崎県次世代自動車充電インフラ整備ビジョン』の中で「県庁前急速充電器の一般開放等」に取り組んでいく、ということらしい。
時間外利用が可能なのかといった詳細など、わかりやすい情報開示をお待ちしたい。
で。
宮崎日日新聞社の佐藤友彦(津々見さんとご同名!)記者、MRT宮崎放送の新屋敷さつき記者が、取材にきてくださいました。
MRTではさっそくその日のお昼のニュースで流していただいたようで。日南市など、その後の宮崎県下各地でいろんな人に「おお、テレビでやってた電気自動車かいね」といった声を掛けていただいた。
宮崎県は、国産杉材の名産地。環境森林部の庁舎は別棟になっていて、館内に一歩入るとふんわりと杉の香りが漂ってくるのが印象的だった。
津々見さんは「高千穂の森をEVで走ることの快適さ」についてみなさんに語っていた。
森を守る。電気を作る。自動車を使う。自然とふれあう。
人間の営みをかたちづくるいろんなことは、深いところで結びついている。
EVで森を走ると、そんなことにも改めて気付くことができるのだ。
当たり前のことが、とても大事なのである。
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