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ガジュマル園

宮之浦での充電は諦めた。とはいえ、ここで充電できることを当て込んでいたから、鹿児島ではあまりたくさん充電してこなかった。電池残量は40%ほど。最悪、EVスーパーセブンは宮之浦港に停めたまま、アウトランダーPHEVで屋久島観光を楽しむことになってしまうのか、と心配したが。

鹿児島県屋久島事務所に問い合わせ、島内の急速充電器のメーカーなどを確認。永田いなか浜の駐車場にある充電器は、昨年ごろ設置された新しいもので、日産ディーラーに設置されている旧型だということがわかった。

それなら充電OKだ。

宮之浦から永田まではおよそ20km。EVスーパーセブンに残った電池で十分に到達できる。

よかった。

 
本当は、島内のいろんな充電器を使いつつ、屋久島一周と、標高1230mの森にある「紀元杉」を見に行くことを屋久島でのミッションと予定していた。でも、宮之浦と安房という、島での行動の拠点となるべき場所にある充電器はチャデモではなく使用不可と想定外の事態。

やむなく、紀元杉へのヒルクライムは断念。

宮之浦港を起点として、一泊二日の屋久島一周に「目的」を切り替えた。

 
で。

そうなると、今度はかなり余裕ができる。

永田の充電器に行く途中、志戸子という集落にある『志戸子ガジュマル園』を訪ねてみた。

ガジュマルというのは、幹がぐねぐねと絡まり合って高く伸びた熱帯性の樹木の名。園内ではジャングル探検気分が味わえる。

門前でEVスーパーセブンの写真を撮っていると、白人女性二人組の観光客がやってきた。EVスーパーセブンを見て「Oh! Cute!」的な歓声を上げている。

京都のほうで英語教師をやっているというケンダル・パイクさんと、アラバマ(たしか)州から日本観光にやってきたお母さんのテレサさん。この日、鹿児島から乗ってきたフェリーにも、何組からの外国人観光客の姿が目立っていた。

1993年、世界自然遺産に登録された屋久島。以前、1995年とか2001年に屋久島に来たときは、こんなに外国人観光客の姿を見ることはなかったように記憶している。

日本人でも、まだ屋久島を訪れたことがない人は多いだろう。

ぜひ、少しゆったり時間を取って、一度旅してみることをおすすめしたい。

屋久島は、ゆったり過ごすほどに気持ちいい。

 


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