急速充電器の効果
この旅最南端の屋久島をクリアして、いよいよ東京へ「戻る」ルートに入る。今日は鹿児島市から、熊本県の八代を目指す。
まずは、鹿児島市内でしっかりと充電だ。
【西日本三菱自動車販売 鹿児島中央店】
前充電地点からの走行距離:14km 旅の総走行距離:5557.1km
ショールームの受付で充電をお願いすると、通りを隔てたサービス工場へ誘導された。
大通りからは遠くて見えない位置なので、この店の急速充電器は、あくまでも「この店でMiEVを買った顧客へのサービス施設」という位置づけなのだろう。
本当は、急速充電器はある種の「公共施設」として広く使えるのが理想ではあるが、この店のように顧客サービスの道具として急速充電器を設置して運用するやり方もあるのは当然だ。
むしろ、表通りに面してわかりやすい看板を掲げ、365日24時間、誰でも無料で使えるようにしてくれている日産ディーラーさんの奮闘が、現状ではEVが数少なく、そのほとんどが『リーフ』という状況だからこそ成立している過渡的で例外的なこと、ともいえる。
本当は。
自動車ディーラーなどの『事業者』が設置する急速充電器はユーザーサービス。
道の駅や役所などに設置される『公共施設』としての急速充電器は、自治体などの社会公共団体が設置する、というのが、これからの健全なあり方になっていくだろう。
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