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清流と城下町
2013年11月14日。郡上八幡の朝は寒かった。
宿泊した民宿を出て、まずはお城へ。急峻なワインディングをクルマで天守の直下まで登ることができる。
郡上おどりで有名な郡上八幡は、天然鮎の宝庫である吉田川などの清流と、市街のそこかしこを流れる水路の風景が美しい城下町。
私は以前、吉田川の鮎をいただく取材で訪れたことがある。
今回は、ちょうど紅葉が見頃だった。
まちなかを水が流れる風景を見ると、最近、どうしても「ここに水車を置いて発電したら……」と妄想してしまう。紅葉の落ち葉を見ると、これを燃やすようなこまめなバイオマス発電ってのも、とか。
吉田川は、今日も豊かに流れていた。
身の回りに根付いている小さな自然をかき集めれば、結構なエネルギーになりそうに思うのだが、「効率」を考えると非現実的。
自然との共存は難しいけど、効率との共存もやっかいなものだ。
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